Excelファイルを読み取り専用に設定

変更されて上書き保存されると困るExcelファイルは、読み取り専用の設定をしましょう。

Excel2013使い方基本操作

Excel 2013「読み取り専用」にする

読み取り専用に設定すると、「読み取り専用を推奨する」とは違って、ファイルを開く時にメッセージは表示されず、ファイルが読み取り専用で開きます。
この設定は、ファイルのプロパティダイアログボックスを表示して属性の設定から、読み取り専用(R)にチェックを入れて設定します。

読み取り専用に設定するには

ファイルを保存してある場所を開き、読み取り専用にしたいファイルを右クリックします。
次に、右クリックメニューのプロパティをクリックします。
プロパティダイアログボックスが表示されます。
下部にある属性の「読み取り専用」にチェックを入れ、OKボタンをクリックします。
ファイルを開く時にメッセージは表示されませんが、タイトルバーのファイル名の後ろに、[読み取り専用]と表示されています。
変更を加えても、保存する時に、上書き保存ができないと表示されます。


読み取り専用を解除するには

読み取り専用を解除するには、ファイルを閉じて、
読み取り専用を解除したいファイルを右クリックします。
次に、右クリックメニューのプロパティをクリックします。
「読み取り専用」のチェックを外します。

読み取り専用の設定・解除ボタンをクイックアクセスツールバーに表示するには

読み取り専用の設定・解除ボタンをクイックアクセスツールバーに表示すると、ファイルのプロパティダイアログボックスを表示して属性の設定で行っていた読み取り専用の設定・解除が、より簡単に行えるようになります。
クイックアクセスツールバーに読み取り専用の設定・解除ボタン表示するには、まず、クイックアクセスツールバーを右クリックします。
メニューからその他のコマンドをクリックします。

ファイルのタブより、オプションを選択し、「Excelのオプション」ダイアログボックの左側のメニューから「クイックアクセスツールバー」を選択してもOKです。
「Excelのオプション」ダイアログのクイックアクセスツールバーが開きます。
コマンドの選択欄で、リボンにないコマンドを選択して、「読み取り専用の設定/解除」ボタンを追加します。
「読み取り専用の設定/解除」ボタンは、一番下からの方が探しやすく、電卓と二等辺三角形の間にあります。
「読み取り専用の設定/解除」ボタンを追加したら、OKをクリックして、「Excelのオプション」ダイアログを終了します。
「読み取り専用の設定/解除」ボタンがクイックアクセスツールバーに追加されました。
これにより、ファイルを開いた状態のままで、読み取り専用にしたり解除したりできるようになります。