DSTDEVP関数 複数の条件に合うデータの標準偏差

DSTDEVP関数
DSTDEVP関数

検索条件にマッチするレコードを母集団と見なし、指定したフィールドの標準偏差を返す

DSTDEVP関数 データベース関数

DSTDEVP関数は、リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードを母集団全体と見なして、母集団の標準偏差を返す関数です。
Excelバージョン:201920162013 2010200720032002 2000

DSTDEVP関数の書式と使い方


DSTDEVP関数の書式 データベース関数

書式DSTDEVP(データベース, フィールド, 検索条件)

DSTDEVP関数の書式

DSTDEVP関数の使い方

DSTDEVP関数は、条件指定欄を用意し、データと同じ項目が必ず必要です。

例題では、DSTDEVP関数を使い期末試験の試験結果から、男子生徒の標本標準偏差を出すことにします。
DSTDEVP関数使い方
引数のデータベースは、リストまたはデータベースの範囲、名前がつけてあれば名前
フィールドは、標本標準偏差に使いたい列、
検索条件は、条件指定欄のH2:H3とします。
=DSTDEVP(データベース, フィールド, 検索条件)

=DSTDEVP(A2:F20,F2,H2:H3)

=DSTDEVP(試験結果,F2,H2:H3)
DSTDEVP関数使い方2
男子生徒の標本標準偏差は、13.02となりました。
DSTDEVP関数使い方3
次に、条件を女子にしてみます。式は一緒で、条件を女子に書き換えます。

=DSTDEVP(データベース, フィールド, 検索条件)

=DSTDEVP(A2:F20,F2,H2:H3)

=DSTDEVP(試験結果,F2,H2:H3)

DSTDEVP関数使い方4
女子生徒の標本標準偏差は、16.72となりました。