DAYS関数は、支払いの計算などに使用される 2つの日付の間の日数を返す

DAYS360関数 1年を360日と仮定した回数を求める

DAYS360関数
DAYS360関数

Excel DAYS360関数とは DAYS360関数の使い方

DAYS360関数は、ナスダックのため?

DAYS360関数は、1 年を 360 日 (30 日 x 12) として、支払いの計算などに使用される 2 つの日付の間の日数を返します。
DAYS360関数は、2つの日付の期間を、米国(NASD)方式で求めます。
引数にTRUEを指定するとヨーロッパ方式で求めることもできます。
日本では、通常1ヶ月をその月の日数のまま計算しますが、ナスダック(NASDAQ)のNASD方式では1ヶ月は30としています。
開始日と終了日から米国NASD「アメリカ証券業協会」で採用されている日数計算の方式です。

DAYS360関数の書式 日付関数

書式DAYS360(開始日,終了日,[方式])
DAYS360関数書式

DAYS360関数の使い方

引数の方式が、FALSE または省略の時は、米国 (NASD) 方式。
開始日が、ある月の最終日になる場合、同じ月の 30 日として計算が行われます。 引数の方式が、TRUEの時、ヨーロッパ方式。
開始日または終了日が、ある月の 31 日になる場合、同じ月の 30 日として計算が行われます。

DAYS関数の基本的な使い方

引数の開始日と終了日を指定します。方式を省略した時は、米国 (NASD) 方式です。
DAYS360関数使い方
1/1から12/31までの期間を出しました。
DAYS360関数は、1 年を 360 日 としています。
DAYS360関数使い方2
日付は、上記のように、セルを指定するか、DATE 関数を使って入力するか、他の数式または他の関数の結果を指定します。
次の式では、引数にDATE関数を使って、方式のFALSEとTRUEの違いを比べています。
=DAYS360(DATE(2014,2,28),DATE(2014,3,1),FALSE )

=DAYS360(DATE(2014,2,28),DATE(2014,3,1),TRUE)
2/28と3/1の間の期間が出ましたが、NASD方式では1日。ヨーロッパ方式では、3日となりました。
これで、2月28日に証券を購入した場合、ヨーロッパ式の方は、所有期間が3日となります。
DAYS360関数使い方3