TIMEVALUE関数 文字列から対応する日付のシリアル値

関数
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TIMEVALUE関数 日付と時間の関数

TIMEVALUE関数

TIMEVALUE関数は、時刻を表す文字列をシリアル値に変換します。
時刻を表すシリアル値は、小数です。この小数は 0 ~ 0.99988426 の範囲内の値であり、0:00:0 (午前 00 時) から 23:59:59 (午後 11 時 59 分 59 秒) までの時刻を表します。

エクセルに時刻を表す文字列を入力した場合、自動的にシリアル値に変換されていますが、別々のセルに分けて入力したり、セルに文字列の表示形式を設定してある場合は、文字列として入力されています。

TIMEVALUE関数の書式 日付関数

書式TIMEVALUE(時刻文字列)
TIMEVALUE関数の書式

TIMEVALUE関数引数の使い方

引数には、時刻が入力されている文字列を指定します。
引数に直接時刻を入力することもできます。
この時一緒に入力されている日付情報がある場合は、無視されます。
下記の例では、どれも時刻を文字列として入力していますが、午前10時50分と入力されたA4セルの場合は、シリアル値を取得できません。
原因は、Microsoft Excel 時刻表示形式ではないためです。
Microsoft Excel 時刻表示形式は、どこで確認できるかといえば、セルの書式設定で時刻を選択すると、記載されている時刻の表示例になります。
TIMEVALUE関数の使い方1
書式 =TIMEVALUE(時刻文字列)

TIMEVALUE関数の基本的な使い方

祝賀会の進行表に時刻文字列から、時刻表示し、経過時間も算出します。
TIMEVALUE関数の使い方2
時刻表示したいD3セルにTIMEVALUE関数の式を入力します。
時と分が別のセルにあるので、&でつなぎます。
=TIMEVALUE($A$3&B3)
TIMEVALUE関数の使い方3
TIMEVALUE関数で文字列を時刻のシリアルに変換しているので、経過時間は、引き算で表示されます。
TIMEVALUE関数の使い方4
もっと知りたい!TIMEVALUE関数の使用例