ドーナツグラフを際立たせる
Excel グラフ 02回
ドーナツグラフの見栄えアップ
Excel2013グラフ27回でドーナツグラフを作りました。今回はそのドーナツグラフを印象的なグラフにバージョンアップします。
(サンプルファイルは、こちらから 魅せるグラフ02回サンプルデータ)
ドーナツグラフの背景を変更
元のグラフはこちらです。初心者のグラフという感は否めません。


グラフは、何のために作るかといえば、直感的なインパクトを与えるためです。グラフの背景色を変えてみましょう。グラフデザインのグラフスタイルで気に入るものがあればそれを使いましょう。


黒のグラデーションを選択しました。このスタイルには、すでに系列に影がついていて立体的に見えます。


目盛線(グリッド)は作業の邪魔になるので、表示からチェックをはずしておきます。


グラフのタイトルを変更します。例ではH25となっていますが、B1セルの内容に変更します。タイトルラベルを選択して、数式バーに=を入力した後、セルを選択します。自動的にシート名!セルアドレスが入力されます。


ドーナツグラフの基線を回転
小さい系列を目立たせるために、基線を回転させます。系列を選択してダブルクリックすると、データ系列の書式設定ダイアログがシートの右側に開きます。
基線を210度にしました。

基線を210度にしました。

ドーナツグラフの切り離し
切り離したい系列一つを選択して、要素の切り出し30%にしました。


3つの要素を30%ずつ切り出したので、目立たせることができましたね。


ラベルを目立たせる
データラベルを選択し、右クリックし、目立つようにフォントを設定します。


フォントのサイズと色を設定しました。必要があれば、下線を有りにしてください。


フォントが大きくなり、データラベルが見やすくなりました。


データラベルの背景色を変える
データラベルの一つを選択しグラフツールの書式タブから図形のスタイルをクリックしてスタイルを要素の色に合わせてやります。
もし色がない時は、図形の塗りつぶしや図形の枠線で設定します。

もし色がない時は、図形の塗りつぶしや図形の枠線で設定します。

ドーナツグラフの見栄えをよくして目立たせることができました。
最初と比べると、手をかけた分、とても印象的なグラフに仕上がりました。

最初と比べると、手をかけた分、とても印象的なグラフに仕上がりました。
