AND関数(論理関数)の使い方
AND関数
AND関数(論理関数)の使い方
AND関数 論理関数
AND(アンド)関数は、論理積を求めます。
設定された論理式が、すべてTRUE(真)と評価された場合のみ、結果をTRUEとして判断します。
論理式の中に1つでもFALSE(偽)と評価されるものがあればFALSEを返します。
また、引数に文字列や空白セルがある場合も、結果をFALSEとして判断します。
AND関数とOR(オア)関数をIF関数の中に入れ子として使うと、複雑な条件式を作ることができます。
AND関数
AND関数はまた、引数が数値の場合には、0はFALSE、それ以外の値はTRUEが引数に指定されたものとして計算されます。
覚えておきましょう。
AND関数の書式 論理関数
AND関数の使い方
今回は、AND関数単独での使い方です。
中間テストで、3教科すべてが70点以上の場合を合格とします。
中間テストで、3教科すべてが70点以上の場合を合格とします。
点数が入力されているセルの値がそれぞれ、>=70であればいいわけです。
式は、
=AND(B3>=70,C3>=70,D3>=70)
式は、
=AND(B3>=70,C3>=70,D3>=70)
セルB,セルC,セルDがどれも70以上の場合だけ、AND関数でTRUEと判断されました。しかしこのままでは、表示が不親切ですね。
AND関数とIF関数を組み合わせてみましょう。
IF関数の中にAND関数を入れ子にした式は、
=IF(AND(B4>=70,C4>=70,D4>=70),"合格","")
IF関数の中にAND関数を入れ子にした式は、
=IF(AND(B4>=70,C4>=70,D4>=70),"合格","")
AND関数の注意点
引数が数値の場合には、0はFALSE、それ以外の値はTRUEが引数に指定されたものとして計算されます。