VLOOKUP関数で表引き
Excel2016,2013 技BEST 33回その2
VLOOKUP関数の数式を入力
前ページでは、VLOOKUP関数を使う準備として表引きに使う商品マスターを作成するポイントを説明しました。ここではVLOOKUP関数の数式を入力します。
商品コードから商品名や単価を自動入力
VLOOKUP関数の式を入力してみます。
VLOOKUP関数は、
指定された配列の左端の列で特定の値を検索し、範囲内の対応するセルの値を返します。

VLOOKUP関数は、
指定された配列の左端の列で特定の値を検索し、範囲内の対応するセルの値を返します。

VLOOKUP関数を入力する 関数の挿入
C列の商品名のセルに数式を入力します。C2セルに式を入力しますので、C2セルを選択します。

リボンの数式タブから関数ライブライの検索行列ボタンを押します。表示される関数の一覧から 「VLOOKUP」関数を選択してください。


関数の引数ダイアログボックスが表示されます。
これから、VLOOKUP関数の引数を入力していきます。
これから、VLOOKUP関数の引数を入力していきます。

VLOOKUP関数の引数の入力~入力項目
では、次の図のようにVLOOKUP関数の引数を入力していきましょう。

検索値 : 商品コードが入力されている「B2」セル
範囲 : 商品コードと商品名、単価からなる商品コード表のデータ範囲。 はじめにわかりやすくするためにつけた名前の「商品マスター」を指定しました。
列番号 : 商品コード表の何列目に表示させたいデータが入っているかを指定。
商品コード表の、左から2番目の『商品名』を表示させるので『2』と指定。
『単価』を表示させたいときは3列目なので『3』を指定しする。
検索の型 : 完全に一致するデータを検索したいときには「FALSE」を指定します。
「TRUE」を指定すると、「検索値」 が見つからない場合に、「検索値」 未満で最も大きい値 が使用されます。以上でC2セルに商品名を表示させる式が入力できました。

検索値 : 商品コードが入力されている「B2」セル
範囲 : 商品コードと商品名、単価からなる商品コード表のデータ範囲。 はじめにわかりやすくするためにつけた名前の「商品マスター」を指定しました。
列番号 : 商品コード表の何列目に表示させたいデータが入っているかを指定。
商品コード表の、左から2番目の『商品名』を表示させるので『2』と指定。
『単価』を表示させたいときは3列目なので『3』を指定しする。
検索の型 : 完全に一致するデータを検索したいときには「FALSE」を指定します。
「TRUE」を指定すると、「検索値」 が見つからない場合に、「検索値」 未満で最も大きい値 が使用されます。以上でC2セルに商品名を表示させる式が入力できました。
次に、D2に単価を表示させる式を入力します。
「単価」の欄に入力する式を商品名と同様に入力します。
「単価」の欄に入力する式を商品名と同様に入力します。

「範囲」に入力する「商品マスター」は、そのまま手入力でもできますが、対象範囲を選択しても自動的に名前が表示されます。

商品コードを参照して、商品名と単価が自動的に表示されるようになりました。
「C2」「D2」に入力した計算式を、必要な行数分だけオートフィルでコピーしましょう。
「C2」「D2」に入力した計算式を、必要な行数分だけオートフィルでコピーしましょう。

商品コードを参照して、商品名と単価が自動的に表示されるようになりました。
「C2」「D2」に入力した計算式を、必要な行数分だけオートフィルでコピーしましょう。
しかし、数式だけコピーしても検索地を入力しておかないと「#N/A」エラー表示されます。エラーであっても実は未入力というだけのことですから、気にする必要はありませんが、非表示にしておきたい場合は、IFERROR関数を使って空欄にしたり、「---」とするなどの対処をすることができます。
しかし、数式だけコピーしても検索地を入力しておかないと「#N/A」エラー表示されます。エラーであっても実は未入力というだけのことですから、気にする必要はありませんが、非表示にしておきたい場合は、IFERROR関数を使って空欄にしたり、「---」とするなどの対処をすることができます。
