検索できるドロップダウンリスト エクセル中級技best

検索できるドロップダウンリスト

検索できるドロップダウンリスト対象を抽出

Excel2016,2013技BEST 19回

検索できるドロップダウンリスト調べたい文字が含まれるかどうか

ここまででSEARCH 関数と if エラー関数を使って、調べたい文字が含まれるかどうかが、判別できるようになりました。

ただ探している文字が後方にある場合にも表示されています。

問題点1.名前の後方にある文字も検索される

  1. 図のように先頭から5番目にある場合でも5番目にあるということで検出されてしまいます。
    検索できるドロップダウンリスト1
  2. そこで何個あるか数えて順番を付けることにします。
    検索できるドロップダウンリスト2
  3. 使う関数は if 関数と countif 関数です。
    検索できるドロップダウンリスト3
  4. 検索できるドロップダウンリスト4
  5. 今度は対象をE列に表示します。INDEX 関数と Match 関数を使ってセルの行番号列番号を特定します。
    検索できるドロップダウンリスト5

INDEX関数

  1. 指定した範囲の中で行番号と列番号を指定してそのセルの内容を取得します。
    検索できるドロップダウンリスト6
  2. INDEX関数で、範囲はB列を対象にします。
    検索できるドロップダウンリスト7
  3. INDEX関数の次の引数行番号を指定するために、MATCH関数を使って行番号を作ります。行番号を作るためだけにここでは、ROW関数を利用しています。
    検索できるドロップダウンリスト8
  4. 対象はD:Dです。
    検索できるドロップダウンリスト9
  5. オのつく対象者がE列に表示されました。
    検索できるドロップダウンリスト10

対象をさらに絞りこむために

  1. あるかないかを調べているC列で、文字列全体を調べるのではなく、LEFT関数を利用して文字を制限します。
    検索できるドロップダウンリスト11
  2. LEFT関数で左から3文字だけ検索することにします。(実際はもっと少なくても良い。)
    検索できるドロップダウンリスト12
  3. すると、検索文字列が左から3文字だけ検索するということで、対象が減ります。
    検索できるドロップダウンリスト13
  4. 続いて、実際に取得したのは、カタカナで書かれたフリガナですから、これを漢字で取得したいですね。
    検索できるドロップダウンリスト14
  5. 解決策として、INDEX関数を利用して、取得する範囲を変更します。INDEX(A:A,MATCH(ROW(C14),D:D,0))
    検索できるドロップダウンリスト15
  6. 対象を漢字で表示できましたので、これをドロップダウンリストに表示するというのは次回で説明します。