Pythonの組み込み関数を学ぶ、重要関数のint関数、input関数、print関数、For文 VBAユーザーの為のPYTHON

VBAユーザーの為のPYTHON

VBAユーザーの為のPYTHON
Pythonの組み込み関数を学ぶ、重要関数のint関数、input関数、print関数、For文

VBAユーザーの為のPYTHON 07回

Pythonの重要関数を簡単なコードで書いてみる

Pythonの組み込み関数を学びます。重要関数のint関数、input関数、print関数、For文をやさしい問題で解きます。

【動画の内容】

【動画で学べる内容】
●1.print()関数の使い方
●2.input()関数の使い方
●3.int()関数の使い方
●4.for文でのrange()関数の使い方

やさしい例題で学ぶ、Pythonの組み込み関数、int関数、input関数、print関数、For文

コードを書く順、考え方をコメントに書く

1. ノコギリクワガタの数からノコギリクワガタの足の本数を計算します。
ノコギリクワガタの数が10なら、足の総本数はいくつあるでしょうか?
ノコギリクワガタの数を代入するために、数という変数を使いましょう。
足の総本数は総本数という変数を使いましょう。 クワガタが 10匹いる場合には、総本数を求めるコードは、以下の順に考えていきます。


Pythonの組み込み関数、int関数、input関数、print関数、For文-1
# ノコギリクワガタの数 数
数 = 10
# ノコギリクワガタの足の本数を計算
総本数 = 数 * 6
# 結果を出力
print(総本数,"本です。")

2.print関数 で出力する文字列を編集してみましょう。
文字列を表示するには、print()関数の中に文字列を引用符('または")で囲んで記述します。
数値を表示する場合は、引用符なしで数値をprint()関数に渡します。
変数に格納された値を表示するには、変数名をそのままprint()関数に渡します。

# 結果を出力
print("ノコギリクワガタが",数,"匹いる場合の足の本数は",総本数,"本です。")
Pythonの組み込み関数、int関数、input関数、print関数、For文-2

3.実行すると、以下の結果を表示します。


Pythonの組み込み関数、int関数、input関数、print関数、For文-3

input関数 ユーザーからノコギリクワガタの数を受け取る

4.今度は柔軟に対応するために、 input関数を使って、ユーザーからノコギリクワガタの数を受け取ります。
input()関数は、一つの省略可能な引数promptを取ります。引数はオプションですから、指定しない場合はユーザーに何もメッセージを表示せずに入力を待ちます。
しかしユーザーにどんな種類の入力を求めているかを理解してもらうために、メッセージを入力した方が親切です。

# ユーザーからノコギリクワガタの数を入力してもらう
数 = int(input("ノコギリクワガタの数を入力してください: "))
Pythonの組み込み関数、int関数、input関数、print関数、For文-4

5. input()関数の戻り値は文字列ですので、数値として扱うためには、int()関数を使って数値に変更します。

# ユーザーからノコギリクワガタの数を入力してもらう
数 = int(input("ノコギリクワガタの数を入力してください: "))

# ノコギリクワガタの足の合計
総足本数 = 数 * 6

For文を使って、クワガタの個数に対応する足の数一覧を表示する

6. 1匹なら何本、2匹なら何本んというように、クワガタの足の数一覧を作成するために、For文を利用しましょう。
1匹から10匹までを表すのに、開始値と終了値を入力する時は、
'in range(1,11)'のように書きます。

Pythonの組み込み関数、For文 pythonのfor文Rangeの使い方

7.コードはとてもシンプルに書くことができます。実行結果です。

# ノコギリクワガタが1匹から10匹までのケースをfor文で処理
for 数 in range(1,11):
    総足本数 = 数 * 6
    print("ノコギリクワガタが",数,"匹いる場合の足の本数は",総足本数,"本です。")
Pythonの組み込み関数、int関数、input関数、print関数、For文-5