Excelのデータベース関数
データベース関数一覧 エクセル関数
Excelにおけるデータベースとは、セル範囲の行をレコード、列をフィールドとみなし、セル範囲全体をリストとしたものをいいます。
先頭の行は、各列のラベルになります。
データベース関数は基本的に同じ書式です。
関数の先頭には「D」がつく形です。
Dは「Database」を表し、Dの後ろにSUM(合計)、AVERAGE(平均)、COUNT(個数)、などがつくことによって関数名から集計内容が理解できます。
1. DAVERAGE 関数
リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの平均値を返します。
書式 =DAVERAGE(データベース, フィールド, 検索条件)
2. DCOUNT 関数
リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの中で数値が入力されているセルの個数を返します。
書式 =DCOUNT(データベース, フィールド, 検索条件)
3. DCOUNTA 関数
リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの中の空白でないセルの個数を返します。
書式 =DCOUNTA(データベース, フィールド, 検索条件)
4. DGET 関数
リストまたはデータベースの列から、指定された条件を満たす 1 つの値を抽出します。
書式 =DGET(データベース, フィールド, 検索条件)
5. DMAX 関数
リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの最大値を返します。
書式 =DMAX(データベース, フィールド, 検索条件)
6.DMIN 関数
リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの最小値を返します。
書式 =DMIN(データベース, フィールド, 検索条件)
7. DPRODUCT 関数
リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの特定のフィールド値を積算します。
書式 =DPRODUCT(データベース, フィールド, 検索条件)
8. DSTDEV 関数
リストまたはデータベースの列を検索し、指定された条件を満たすレコードを母集団の標本と見なして、母集団に対する標準偏差を返します。
書式 =DSTDEV(データベース, フィールド, 検索条件)
9. DSTDEVP 関数
リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードを母集団全体と見なして、母集団の標準偏差を返します。
書式 =DSTDEVP(データベース, フィールド, 検索条件)
10. DSUM 関数
リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの合計を返します。
書式 =DSUM(データベース, フィールド, 検索条件)
11. DVAR 関数
リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードを母集団の標本と見なして、母集団に対する分散を返します。
書式 =DVAR(データベース, フィールド, 検索条件)
12. DVARP 関数
リストまたはデータベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードを母集団全体と見なして、母集団の分散を返します。
書式 =DVARP(データベース, フィールド, 検索条件)