複数条件に合う空白以外のセルを数える DCOUNTA関数
DCOUNTA 関数|複数の条件を満たすデータの件数を数える
空白以外のデータを数えるDCOUNTA関数-複数条件
複数の条件を満たすデータの件数を数えることは、よくあります。DCOUNTA関数は、空白セル以外のあらゆるデータをカウントします。一方、データベース関数の仲間であるDCOUNT 関数は、数値データだけをカウントするので、目的によって使い分けることができます。
引数は、どちらも同じです。
Excelバージョン:
(サンプルファイルは、こちらから 関数技13回サンプルデータ)
複数条件で空白以外のデータを数える DCOUNTA 関数
特定の複数条件たとえば、「希望は30歳以上の男性です。」のように、
名簿から、男性だけ、30歳以上は何人などというように、複数条件に合うデータを数えるにはどうしたらいいでしょう。
何千、何万もデータがあるような大きな表では、特定の条件のデータがいくつあるかを数えるのは大変です。
この場合は、DCOUNTA(ディーカウントエー) 関数を使います。
名簿から、男性だけ、30歳以上は何人などというように、複数条件に合うデータを数えるにはどうしたらいいでしょう。
何千、何万もデータがあるような大きな表では、特定の条件のデータがいくつあるかを数えるのは大変です。
この場合は、DCOUNTA(ディーカウントエー) 関数を使います。
DCOUNTA 関数は、
データベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの中の
空白でないセルの個数を返します。
同様の関数に、DCOUNT関数がありますが、
DCOUNT関数は、数値データの個数を数えるものです。
一方、
DCOUNTA関数は、空白以外の数値や文字列などすべてのデータの個数を数えることができます。
DCOUNTA書式
=DCOUNTA(データベース, フィールド, 検索条件)
□■ ポイント ■□
(1)DCOUNTA関数の集計条件は表形式で設定します。
(2)DCOUNTA関数を使うには表の形に注意してください。
データベースの指定された列を検索し、条件を満たすレコードの中の
空白でないセルの個数を返します。
同様の関数に、DCOUNT関数がありますが、
DCOUNT関数は、数値データの個数を数えるものです。
一方、
DCOUNTA関数は、空白以外の数値や文字列などすべてのデータの個数を数えることができます。
DCOUNTA書式
=DCOUNTA(データベース, フィールド, 検索条件)
□■ ポイント ■□
(1)DCOUNTA関数の集計条件は表形式で設定します。
(2)DCOUNTA関数を使うには表の形に注意してください。
複数条件、30歳以上で、男性だけをカウントする
【問題】
下記の表で、30歳以上の男性の会員数を何人かカウントしなさい。
また、30歳以上の男性の会員と25歳未満の女性の会員数は何人かカウントしなさい。
下記の表で、30歳以上の男性の会員数を何人かカウントしなさい。
また、30歳以上の男性の会員と25歳未満の女性の会員数は何人かカウントしなさい。
≪考え方≫
(1)検索条件をE2:F3セルに入力します。
(1)検索条件をE2:F3セルに入力します。
(2)式を入力します。
「男」and「>=30」ですので、同一行に書きます。 DCOUNTA関数は『空白でないセルの個数』をカウントします。
集計項目(フィールド)にはB2,C2,D2のどれを使ってもOKです。
どの列のセルを数えてもOKということです。
「男」and「>=30」ですので、同一行に書きます。 DCOUNTA関数は『空白でないセルの個数』をカウントします。
集計項目(フィールド)にはB2,C2,D2のどれを使ってもOKです。
どの列のセルを数えてもOKということです。
=DCOUNTA(B2:D40,C2,E2:F3)または
=DCOUNTA(B2:D40,"性別",E2:F3)など
式を入力すると、結果はこのようになります。30歳以上の男性の会員数は7人です。
カウントに、女性で25歳以下も加える場合は、条件を下の行に追加します。
DCOUNT関数は、数値が入力されているセルの個数を数える
同様の関数に、DCOUNT関数がありますが、DCOUNT関数の方は、数値が入力されているセルの個数を数えるものです。
DCOUNT関数を使った式は、
DCOUNT関数を使った式は、
=DCOUNT(B2:D40,D2,G2:H3)DCOUNT関数は数値が入力されているセルの個数を返すので、フィールド(集計項目)は、D2を指定しています。どちらも、答えは同じになります。
今日のカンタン!Excel塾の講義は以上です。お疲れ様でした。