どちらが小さいか
エクセルの関数技
MIN 関数 設定した上限額で金額を切り捨てる
今回はどちらか小さい方を返す関数、MIN関数の使い方の説明です。
(サンプルファイルは、こちらから 関数技15回サンプルデータ)
MIN 関数 最小値を求める
今回は範囲の中の最小値を求めるMIN関数の使い方の説明です。
=MIN(セル範囲)
会社から支給される交通費の計算をします。
ただし、全額支給ではなくて、上限があります。
上限は\10,000です。総支給額はいくらになるでしょう。
MIN 関数、どちらか少ない方を支給するケース
上限\10,000と、それぞれの交通費実費をMIN関数で2つずつ比べます。
すると、MIN関数は範囲内の最小値を取り出す関数ですが、対象は2つなので、どちらか、小さい方の値を返します。
式を入れる、C4セルをクリックします。Σマーク(オートSUM)ボタンの右にある▼から[最小値]をクリック
C4セルの式では、引数に「上限額に達しているか調べたい値」(B4セル)と
「上限額」(C1セル)をカンマで区切って指定します。
「上限額」(C1セル)をカンマで区切って指定します。
支給額は、14000と10000を比べて、小さい方になります。
ただし、C1セルは、コピーすることを考えて、常にC1セルを参照できるように
$C$1とします。
$C$1とします。
オートフィルで式をコピーします。
C4セルを選択して、右下の角にマウスポインタを位置付けると、マウスポインタが十字になりますので、このフィルハンドルを下方向にドラッグします。
C4セルを選択して、右下の角にマウスポインタを位置付けると、マウスポインタが十字になりますので、このフィルハンドルを下方向にドラッグします。
式がコピーされました。合計を出して完成です。
次のページで、通常の最小値、最大値を出すには(テストの点数の最高点、最低点を表示)を紹介します。