指定した桁数で切り捨て
切り捨てROUNDDOWN(ラウンドダウン)エクセルのROUND系関数の仲間 6回
Excelで切り捨てしたい
消費税の計算で1円未満を切り捨てるというのは、スーパーの会計などでは当たり前ですね。
切り捨てせずに、もし切り上げたら、消費者が怒っちゃいますから。
1円未満の端数が出たとき,四捨五入するか切り上げるか切り捨てるかは,事業者の判断に任せられているので、
事業内容ごとに切り捨てるか、切り上げるか四捨五入かは、使い分ける必要があるのです。
切り捨てに使う関数はROUND系の3つの関数ROUNDDOWN、ROUND、ROUNDUPのうちの
ROUNDDOWN関数です。名前もラウンドダウンと丸めて下げるですから、わかりやすいです。
(サンプルファイルは、こちらから 関数技6回サンプルデータ)
Excelバージョン:
Excel関数で切り捨てROUNDDOWN
切り捨て関数 ROUNDDOWNを紹介します。
ROUNDDOWN関数は、数値を指定した桁数で端数処理を行い、
端数を切り捨てる 際に使います。端数とは、はしたの数の意味で、1円未満を切り捨てる場合なら、1円未満は端数です。
税金の計算などで、1000円以下切り捨てる場合など、1000円未満は端数です。
小数第1位を切り捨て整数に~売上に対する消費税
以下の例は、お買い上げ明細書です。
消費税を計算して、小数第1位を切り捨て整数表示にします。
使う関数は、ROUNDDOWN関数
D8セルに消費税8%を計算し小数第1位を切り捨てます。
消費税を計算して、小数第1位を切り捨て整数表示にします。
使う関数は、ROUNDDOWN関数
D8セルに消費税8%を計算し小数第1位を切り捨てます。
ROUNDDOWN関数
=ROUNDDOWN( 数値 , 桁数 )なので、
=ROUNDDOWN( 数値 , 桁数 )なので、
数値には、D8セルを指定して、
小数第1位を切捨てるようにします。
式は以下のように入力します。
小数第1位を切捨てるようにします。
式は以下のように入力します。
切り捨てROUNDDOWN関数 桁数の解説
■指定した桁数での切り捨てに使用する ROUNDDOWN関数
=ROUNDDOWN( 数値 , 桁数 )
桁数に正の数を指定すると、数値は小数点の右側 (小数点以下) で切り捨てされ、小数点以下の桁数が桁数に等しくなります。
桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切り捨てされます。
桁数に負の数を指定すると、数値は小数点の左側 (整数部分) の指定した桁 (1の位を 0 とする) に切り捨てされます。
=ROUNDDOWN( 数値 , 桁数 )
桁数に正の数を指定すると、数値は小数点の右側 (小数点以下) で切り捨てされ、小数点以下の桁数が桁数に等しくなります。
桁数に 0 を指定すると、数値は最も近い整数として切り捨てされます。
桁数に負の数を指定すると、数値は小数点の左側 (整数部分) の指定した桁 (1の位を 0 とする) に切り捨てされます。
ROUNDDOWN関数と指定桁数との関係