IF関数ネストで3通りの使い方
IF関数を入れ子にして3通りの場合分け
IF関数を複数使うと、AかBかという2通りの場合分け以上に、3通り、4通りというような複数の場合分けが可能です。
IF関数を入れ子で使って、点数によって評価をA,B,Cの3通りに判定するケースを考えます。
また、IF関数の通常の使い方で、比較演算子の解説もあります。
(サンプルファイルは、こちらから 関数技18回サンプルデータ)
3とおりの場合分け、点数によってA,B,C と表示させる
次に、点数によってA,B,C と表示させる、3とおりの場合分けを考えてみましょう。
400点以上をA,350点以上をB,それ以外はC
400点以上をA,350点以上をB,それ以外はC
IF関数は、「真」あるいは「偽」の2通りの場合分けを行う時に使いますが、IF関数をネスト(入れ子式)にして3通り以上の場合分けを処理することが出来ます。
では条件にしたがってC2セルに式をいれてみましょう。
=IF(B2>=400,"A",IF(B2>=350,"B","C"))
=IF(B2>=400,"A",IF(B2>=350,"B","C"))
入力した式をオートフィルでコピーします。
ネストはいくつまで可能か。
Excel2003の場合、IF関数はネストをレベル7までの設定ができます。Excel2007以降では64個までネストできます。
Excel2003の場合、IF関数はネストをレベル7までの設定ができます。Excel2007以降では64個までネストできます。