DGET関数 指定したレコードの内容を求める
関数
DGET(ディーゲット)関数
DGET関数 データベース関数
DGET関数とは、DGET関数はデータベースまたはリストの指定された列(フィールド)を検索し検索条件を満たす行(レコード)の値を一つ抽出します。
たとえば、成績一覧表があり、そこから、特定の教科の最高点の人の名前を取り出したいというようなケースで使えます。
Excelバージョン:
DGET関数
リストまたはデータベースの列から、指定された条件を満たす 1 つの値を抽出します。
DGET関数の書式 データベース関数
DGET関数の使い方
試験の結果の一覧表から、検索条件として特定の生徒の氏名を指定し、合計点を抽出しましょう。
DGET関数の引数の指定方法
DGET関数の引数の指定方法は、
Database: データベースまたはリストとしてセル範囲またはセル範囲の名前を指定
フィールド: 計算対象となる列を文字列やセル参照、位置を表す数値で指定します。
文字列で指定する場合は二重引用符(")で囲みます。
列の位置を示す番号で指定する場合はDatabaseで指定した範囲の左端列が1となり左端から2番目にあたる列が2となります。
条件: 検索条件が設定されているセル範囲を指定します。
書式 =DGET(データベース, フィールド, 検索条件)なので
引数のデータベースは、セル範囲全体で、例の場合は、A2:F20
引数のフィールドは、対象となる列、例では、合計の列をF2と指定します。
検索条件は、検索条件を設定するセル範囲を作って指定します。 例の場合は、H2:H3となります。
Database: データベースまたはリストとしてセル範囲またはセル範囲の名前を指定
フィールド: 計算対象となる列を文字列やセル参照、位置を表す数値で指定します。
文字列で指定する場合は二重引用符(")で囲みます。
列の位置を示す番号で指定する場合はDatabaseで指定した範囲の左端列が1となり左端から2番目にあたる列が2となります。
条件: 検索条件が設定されているセル範囲を指定します。
書式 =DGET(データベース, フィールド, 検索条件)なので
引数のデータベースは、セル範囲全体で、例の場合は、A2:F20
引数のフィールドは、対象となる列、例では、合計の列をF2と指定します。
検索条件は、検索条件を設定するセル範囲を作って指定します。 例の場合は、H2:H3となります。
結果を取り出したいセルH6に
すると、検索条件に当てはまる「高橋」の検索条件を満たす行(レコード)の、指定された列(フィールド)の値を取り出します。
=DGET(A2:F20,F2,H2:H3)と入力します。
すると、検索条件に当てはまる「高橋」の検索条件を満たす行(レコード)の、指定された列(フィールド)の値を取り出します。
関数の挿入ボタンから、DGET関数を入力する時は、関数の分類からデータベースを選択して、DGET関数を選択します。
OKをクリックして、DGET関数の引数ダイアログが表示されたら、データベース、フィールド、条件をそれぞれ指定してやります。
フィールドの指定は、6番目の列なので6としてもOKですし、"合計"としてもOKです。
=DGET(A2:F20,6,H2:H3)
=DGET(A2:F20,"合計",H2:H3)
=DGET(A2:F20,6,H2:H3)
=DGET(A2:F20,"合計",H2:H3)
データベースに名前をつけている場合、引数に名前を使うこともできます。
=DGET(試験結果,6,H2:H3)
=DGET(試験結果,6,H2:H3)
DGET関数は、検索条件となる値がレコード(検索条件を満たす行)に含まれていない場合はエラー値#VALUE!が返されます。
また、DGET関数は、検索条件に一致するレコード(検索条件を満たす行)が複数含まれている場合はエラー値#NUM!が返されます。
DGET関数の講義は以上です。お疲れ様でした。
また、DGET関数は、検索条件に一致するレコード(検索条件を満たす行)が複数含まれている場合はエラー値#NUM!が返されます。
DGET関数の講義は以上です。お疲れ様でした。