タブで対象を切り替えて使う、TabStripコントロールの使い方 13回

タブで対象を切り替えて使う、TabStripコントロールの使い方

ユーザーフォーム講座 動画編 13回
タブで対象を切り替えて使う、TabStripコントロールの使い方

動画でExcel タブで対象を切り替えて使う、TabStripコントロールの使い方

タブで対象を切り替えて使う、TabStripコントロールの使い方

2023年動画版「ユーザーフォーム講座」です。今回はタブストリップコントロールをご紹介します。

マクロ動画 タブで対象を切り替えて使う、TabStripコントロールの使い方

https://youtu.be/1pjmKKzAREQ

タブストリップとはどのように動作するコントロールか

シートには社員のデータが入力してありますが、それをタブストリップを使ってユーザーフォームに表示させています。

タブストリップの設置と使い方1

タブを切り替えて田中博をクリックすると、フォームのデータも切り替わります。
データとして表示される内容は変わりますが、どのタブをクリックしても、 そこに表示されるコントロールの種類や配置は同じものです。
特定の社員のデータや生徒のデータだけを表示したいなどという使い方にピッタリのコントロールです。

タブストリップの設置と使い方2

一方マルチページでもタブによって、ページを切り替えましたが、
マルチページでは、ページごとに表示させるコントロールの内容を変更することができました。
タブストリップコントロールでは、どのタブであれ、表示されるコントロールは同じです。
同一のコントロールを複数のタブで共有していると言えます。

タブストリップの設置と使い方3

タブストリップの挿入

ユーザーフォームにツールボックスからタブストリップコントロールをクリックして挿入します。

タブストリップの設置と使い方4

タブストリップにシート上の社員データを表示させるためのにタブを追加しましょう。

タブストリップの設置と使い方5

まず社員の人数分のタブを作成します。タブを追加するには、右クリックしてメニューから新しいページを選択します。

タブストリップの設置と使い方6

タブに表示するCaptionを社員名に変更します。
右クリックから名前の変更を選択して、名前の変更ダイアログで名前を変更することができます。

タブストリップの設置と使い方7

次に、閉じるボタンを作成しました。

タブストリップの設置と使い方8

タブストリップに表示するコントロールの追加

タブストリップに表示するコントロールを追加します。
この時、すでに作成してあるタブが邪魔な場合は、邪魔にならない位置にずらしておくことができます。
必要な数だけラベルを作成して、メニューの書式からラベルのサイズや幅や位置を揃えました。

タブストリップの設置と使い方9

次に内容を表示するためのテキストボックスを作成します。

タブストリップの設置と使い方10

テキストボックスのサイズも揃えましたので、移動しておいたタブストリップを戻します。

タブストリップの設置と使い方11

タブストリップにタブを追加するコード

タブストリップにタブをタブを追加するコードや、削除するコード、フォームを閉じるコードを記述していきます。
また、タブ選択したときに、テキストボックスにデータを表示するためのコードを書いていきます。

タブストリップの設置と使い方12タブストリップの設置と使い方13

フォームを起動し、コードの動作を確認します。タブを追加ボタンをクリックして、新しいタブを追加しました。


タブストリップの設置と使い方13

この回では、タブの追加やCaptionの変更を手動で行っていますが、それらの設定は、UserForm_Initializeで行った方が便利です。
コードは応用編にて紹介させていただきます。


タブストリップの設置と使い方13