VLOOKUP関数の列番号を自動で変更

VLOOKUP関数の列番号をCOLUMN関数で自動化 Excel2019

VLOOKUPを横にコピーする

VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ

今回はVLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせについてお話しします。 VLOOKUP 関数は便利な関数なんですけれども、 引数が 四つもあって ちょっと厄介です。
そして今回の主役は3番目の引数、列番号 ですが、 これもなかなか厄介ですというのも 数式をコピーする時に、いちいち修正しなければいけないからです。
本当にめんどくさくて やんなってしまいますよ。 そこで列番号にはCOLUMN関数を使って指定してやるという方法をマスターすると、このイライラから一気に解放されます。
(サンプルファイルは、こちらから VLOOKUP関数集中講義の5回サンプルデータ


VLOOKUP関数3番目の引数、列番号

  1. VLOOKUP関数3番目の引数、列番号 ですが、 これもなかなか厄介ですというのも 数式をコピーする時に、いちいち修正しなければいけないからですね。
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ
  2. 数式を横にコピーすると、同じ表示に。それもそのはず、列の指定が同じだから・・・
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ
  3. たかが、列番号を修正するだけのことですが、
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ
  4. 量が多い時は、とても面倒です。
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ

COLUMN関数の働き

  1. そこで、登場するのがCOLUMN関数です。COLUMN関数は セル番号を返す関数です。 書式は、 =COLUMN( セル指定 )
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ
  2. COLUMN関数をセルに入力して ()を空のまま引数を指定しないでEnterします。
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ
  3. B 2セルに1と表示するには、 -1してやればいいんです。
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ
  4. COLUMN関数を使うとどの位置からでも欲しい数値を列番号を利用して作ることができます。
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ

COLUMN関数をVLOOKUPの数式に組み込む

  1. 参照する範囲の2列目をCOLUMN関数で取得するには、サンプルでは、以下のようになります。
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ
  2. VLOOKUPの数式の列番号の部分にCOLUMN関数の数式に置き換えてやります。OKをクリックして関数の引数ダイアログを閉じます。
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ
  3. 数式の入ったセルを選択してコピーしたところ、きちんと列番号が3となっているので、価格が表示されました。
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ
  4. 一気に数式を入力された行数分コピーします。
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ
  5. 集計表にデータが登録されました。
    VLOOKUP 関数とCOLUMN関数の組み合わせ