マクロ学習用にVBEの設定をする

VBEはマクロのコードを書いたり、修正したりするためのエディターです。このエディターは初期設定を行うことでさらに使いやすくなります。

マクロ講座10回 
ヴィジュアルベーシックエディターVBEを使いやすくする設定

マクロ講座10回

Excel 2013 VBEの設定 おすすめの設定

マクロの記録をやってみたり、コードを修正したりすることで、大分VBEにも慣れてきたはずです。
メモ帳感覚で、コピーしたり貼り付けたりできるので、意外と親しみが湧いてきたのではないでしょうか。
今回は、さらに学習を進めるために、VBEの設定をします。

変数の宣言を強制する

ではVBEを起動しましょう。
キーヒントからと、ショートカットキーが便利でしたね。

VBEを起動ショートカットAlt+F11 でVBEの起動ができます。


クイックアクセスツールバーに登録する方法もあります。
VBEが起動したら、メニューから表示をクリック、次にツールバーをクリックします。
デバッグ(と標準)にチェックを入れて表示させます。
VBEの設定
「デバッグ」ツールボックスが現れます。
これはドラッグアンドドロップでツールバーに入れることができます。 VBEの設定2
こんどは、メニューのツールからオプションを
選択します。
VBEの設定3
オプションダイアログボックスの編集タブで、
変数の宣言を強制するにチェックを入れます。
VBEの設定4
VBEのオプション設定は以上でOKですが、
エディタの設定タブで、フォントの変更ができるので、自分の好きなフォントに変更して使うのも良いかと思います。
また、コードの表示色を変えることもできます。
VBEの設定5
この例は、キーワードの前景を赤に、識別子を青にしています。
VBEの設定

ファイルの保存形式

マクロを記録して作成する前のファイル形式とマクロを記録したファイルを保存する場合では、ファイルの種類が違います。
デフォルトでは、拡張子がxlsxという通常のファイル形式ですが、マクロを記録した場合は、xlsmで保存しなければなりません。

またxlsファイルは、Excel 97-2003 ブックへの互換製を重視する場合に使用します。