Power Queryの使い方
Power Queryは、ExcelおよびPower BIに共通で働く、データ整形や変換に強力なツールです。つまりExcelの為にだけ用意されたプラットフォームではありません。 ですが、多くの共通機能が存在します。またそれぞれ独自の機能や使用例もあります。
![](gazo2023/tec3_Power_Query.png)
Power Queryの使い方
ExcelとPower Query、およびPower BIとPower Queryの関係
ExcelおよびPower BIは、同じ開発元であるマイクロソフト社が提供するデータ分析ツールです。
そのため、Power Queryは、両方のプラットフォームでデータをインポート、整形、変換するための統合された機能なのです。
この機能は、ユーザーが複雑なデータの操作を簡単に行えるように設計されています。
たとえば、両者での仕事を比較してみましょう。
ExcelのPower Query: 社内のさまざまなデータソースからデータを集め、クレンジングしてレポートを作成する際に活用できます。
Power BIのPower Query: ダッシュボードやインタラクティブなレポートを作成する際に、複数のデータソースを統合し、データを整形・変換できます。
ExcelとPower BIにおいて共通で使えるPower Queryは、両プラットフォームでデータ整形や変換に優れた機能を提供します。
ユーザーは、それぞれのツールに応じた状況で最適な使い方を見つけることができます。
Power Query について
Power Query 機能の概要
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Power Queryではどのようなことができるのかを紹介していきます。
Power Queryは、多様なデータソースへの接続をサポートし、データのインポートや統合を容易に行うことができます。データ分析においては、異なるデータソースからのデータを扱うことが多いものです。
Power Queryは、広範囲のデータソースに対応しているので、ユーザーはデータを効率的に取得・統合することができます。 -
- ファイルベースのデータソース:
- CSV、Excel、JSON、XML など。
- データベース:
- SQL Server、Oracle、MySQL、PostgreSQL など。
- クラウドサービス:
- Salesforce、Azure SQL Database、Google BigQuery など。
- Web API:
- RESTful API、ODataサービス、Webページのスクレイピング など。
データベース: SQL Server、Oracle、MySQL、PostgreSQL など。
クラウドサービス: Salesforce、Azure SQL Database、Google BigQuery など。
Web API: RESTful API、ODataサービス、Webページのスクレイピング など。 -
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