VBA関数StrConv関数

StrConv関数
StrConv

VBA関数 108回

StrConv 関数(ストリングコンバート関数)

対象とする文字列中の文字を引数で指定した種類に変換します。
変換の種類には、矛盾しない複数の定数を指定できます。

StrConv関数構文

StrConv(string,conversion),

strconv関数構文

引数 stringには、 変換対象とする文字列を指定します。
引数 conversionには、実行する 変換の種類を指定する値の合計を指定します。
StrConv 関数の第2引数には以下の定数があります。


StrConv 関数構文

StrConv 関数の使用例

1. 文字列中に表記のゆれなどが見られる場合があるとき、それを統一するのは大変です。 たとえば、全角の中に半角があって統一したいとか、ひらがなからカタカナに変更したい場合などの指定がStrConv 関数でできます。

Sub vbfunc_108()
	Range("B1").Value = "エくセるVba"

	Range("B2").Value = StrConv("エくセるVba", vbKatakana + vbUpperCase + vbWide)
End Sub  

StrConv1

2. 半角から全角への変換(vbWide)には、第2引数conversionにvbWideを指定します。
逆に 全角から半角への変換には、第2引数conversionにvbNarrowを指定します。
ひらがなをカタカナに変換する場合は、vbKatakanaを指定します。
また、小文字を大文字にしたい時には、vbUpperCaseを指定します。


StrConv2

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