ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置 マクロ講座

ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置し、フォームを閉じるコードを記入

ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置し、背景色を変更したり、フォームを閉じる(メモリを破棄する)コードをボタンのコード画面に記入する。

ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置

Excel2016,2013 ExcelVBAマクロ 30回

ラベルコントロールとテキストボックスコントロール

ユーザーフォームを作成する際に、それが何を意味するのかをユーザーに説明するのが、ラベルコントロールの主な役割です。テキストボックスコントロールは、ユーザーから文字や数値の入力を受け付けるコントロールです。
何を入力するかは、あらかじめ表示する文字列を指定しておくことができます。また入力内容に応じた入力モードを設定することができます。
(サンプルファイルは、こちらから マクロ30回サンプルデータ

Labelコントロールを配置する

はじめにVBE(Visual Basic Editor)を起動します。開発タブのVisual Basicボタンをクリックするか、キーボードからショートカットキーでAlt + F11
を入力します。
VBEが表示されたら、メニューから[挿入]→[ユーザーフォーム]を選択します。
ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置マクロ1
すると、UserForm1が作成され、いっしょにツールボックスも表示されます。
ツールボックスからラベルをクリックして、フォーム上でドラッグして範囲を決めます。
ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置マクロ2
マウスを離すとラベルがその時の位置とサイズで作成されます。名前はLabel1と自動で付きます。
ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置マクロ3

ラベルのコピー

今回はラベルを3つ作成しました。最初のラベルをコピーして作成することもできます。ただし表示されるCaptionが同じなります。
ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置マクロ4
Label1の表示される文字をプロパティウィンドーのCaptionから変更します。ここでは会員番号と入力しました。
ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置マクロ5
Label2、Label3のラベルにそれぞれ、パスワード、パスワード再入力とCaptionを変更しました。
ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置マクロ6

TextBoxコントロールを配置

フォーム上にテキストボックスコントロールを配置します。ツールボックスからテキストボックスをクリックして、フォーム上でドラッグしてサイズと位置を決めます。
ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置マクロ7
次も同様に、ツールボックスから作成しました。最初のテキストボックスをコピーしても大丈夫です。
ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置マクロ8
最後にコマンドボタンを配置します。
ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置マクロ9

フォームを閉じる(メモリを破棄する)

コマンドボタンにフォームを閉じるコードを記入しました。
ユーザーフォームにラベルとテキストボックスを配置マクロ10
ユーザーフォームを閉じるにはUnloadステートメントを使います。
この場合ユーザーフォームをメモリから削除するということです。
Meキーワードを使って書くこともできます。
Private Sub CommandButton1_Click()
    Unload Me
End Sub

ユーザーフォームの色変更

ユーザーフォームの背景色を変更します。 フォームの背景色は BackColor プロパティで設定することができます。 ユーザーフォームのプロパティウインドウからBackColorの▼をクリックして、パレットタブとシステムタブのどちらかで設定します。 「システム」タブでは、システムで使用している色を選択できますが、色はグレー・黒・白等になります。通常はパレットタブの色から選びます。
ユーザーフォームの背景色を変更
パレットから淡いブルーを選択しました。
ユーザーフォームの背景色を変更2