リンクを設定せずにリンクを開く
マクロ講座55回
![リンクを設定せずにリンクを開く](gazo2013/2013_macro_55.png)
![リンクを設定せずにリンクを開く](gazo2013/2013_macro_55.png)
Excel 2013 マクロ講座 55回
ハイパーリンクの設定なしにリンクを開くマクロ
ハイパーリンクを設定せずに、リンクを開きたい時は、
Windows Scripting Host(WSH)を使うのが便利です。
「そんなの知らないよ」と思うかもしれませんが、エクセルのマクロで使うのですから問題ありません。
(サンプルファイルは、こちらから 3行マクロ55回サンプルデータ)
ハイパーリンクを設定せずにリンクを開く
シートにハイパーリンクを設定しないでリンクを開くコードは次のようになります。
![ハイパーリンクを設定せずにリンクを開くマクロ1](gazo2013/macro/2013_macro_55_01.png)
Sub リンクをWSHで開く() Dim WSH Set WSH = CreateObject("Wscript.Shell") WSH.Run "https://kokodane.com/mini_macro20.htm", 3 Set WSH = Nothing End Sub
![ハイパーリンクを設定せずにリンクを開くマクロ1](gazo2013/macro/2013_macro_55_01.png)
利用する時は、コードは変更せずに、このままで4行目のURLの部分だけ開きたいURLに変えます。
WSHのRunメソッドに指定するファイル名には空白を含めないというルールにだけ気をつけてください。
アドレスの後ろの3という数値がきになるかもしれませんが、Runメソッドの引数で、プログラムのウィンドウの外観を示す整数値です。
![ハイパーリンクを設定せずにリンクを開くマクロ2](gazo2013/macro/2013_macro_55_02.png)
WSHのRunメソッドに指定するファイル名には空白を含めないというルールにだけ気をつけてください。
アドレスの後ろの3という数値がきになるかもしれませんが、Runメソッドの引数で、プログラムのウィンドウの外観を示す整数値です。
![ハイパーリンクを設定せずにリンクを開くマクロ2](gazo2013/macro/2013_macro_55_02.png)
0:ウィンドウを非表示にし、別のウィンドウをアクティブにします。
1:ウィンドウをアクティブにして表示します。
2:ウィンドウをアクティブにし、最小化ウィンドウとして表示します。
3:ウィンドウをアクティブにし、最大化ウィンドウとして表示します。
数値は10までありますが、今回は省略します。
コードを利用してノートパッドを開く場合はこのようになります。![ハイパーリンクを設定せずにリンクを開くマクロ3](gazo2013/macro/2013_macro_55_03.png)
1:ウィンドウをアクティブにして表示します。
2:ウィンドウをアクティブにし、最小化ウィンドウとして表示します。
3:ウィンドウをアクティブにし、最大化ウィンドウとして表示します。
数値は10までありますが、今回は省略します。
コードを利用してノートパッドを開く場合はこのようになります。
Sub notepad() Dim WSH Set WSH = CreateObject("WScript.Shell") WSH.Run "%windir%\notepad " Set WSH = Nothing End Sub
![ハイパーリンクを設定せずにリンクを開くマクロ3](gazo2013/macro/2013_macro_55_03.png)
シートにハイパーリンクを設定しないでリンクを開くコードは、シート上にボタンを設置してコードを設定すると使いやすくなります。
![ハイパーリンクを設定せずにリンクを開くマクロ4](gazo2013/macro/2013_macro_55_04.png)
![ハイパーリンクを設定せずにリンクを開くマクロ4](gazo2013/macro/2013_macro_55_04.png)