グラフツール:Excel2010

2010エクセルグラフ技 02回

Excel2010で使うグラフツール

グラフを編集するときに使う「グラフツール」は、普段はリボン上に表示されていません。
グラフを選択したときにだけ、リボン上に現れます。
「グラフツールがない!」と勘違いして慌てないようにしましょう。
(この回のサンプルファイルは、ありません。)

グラフツールはグラフを編集する3つのタブ

グラフツールはグラフを編集するときに使う道具です。
デザインタブ、レイアウトタブ、書式タブの3つで構成されています。

デザインタブ

デザインタブは、グラフの種類を変更したり、グラフのレイアウトを変更したり、グラフのスタイルを変更したりするときに使います。

レイアウトタブ

Excel2010のグラフツールのレイアウトタブは非常に多機能で使いやすいタブです。
挿入では、図形やテキストボックスを挿入でき、ラベルでは、グラフタイトルや軸ラベル、凡例などの表示や設定ができます。

書式タブ

書式タブは、グラフ要素に対して図形やワードアートのスタイルを設定できます。

グラフの構成要素

グラフエリアとは、グラフ全体の領域ことです。
グラフタイトルとは、グラフの名前で何のグラフであるかを表します。
プロットエリアとは、数値軸や凡例などを含んでいない、グラフのみの部分を指します。
軸ラベルとは、軸の内容を示すラベルのことです。
縦軸とは、値を示す軸のことです。
横軸とは、項目を表す軸のことです。
データ系列とは、元データの同じ列または同じ行にあるデータの集まりが、グラフ上では、データ系列となります。
データ要素とは、データ系列のうちの個々の要素をいいます。
目盛線とは、軸の目盛を読み取りやすくするために、グラフ上に伸ばしたものです。
凡例とは、データ系列の内容が何であるかを表示します。