グラフに第2軸ラベル追加:Excel2010
2010エクセルグラフ技 07回
Excelグラフにノルマと第2軸ラベル追加
前回は、個別にグラフタイトルと軸ラベルを追加しました。今回は売上グラフにノルマを表示したい時にどうするのか。
そしてそのノルマの値を第2軸として追加するにはどうすればいいのかを紹介しましょう。
(サンプルファイルは、こちらから グラフテクニック07回サンプルデータ)
売上縦棒グラフに販売ノルマを表示する
下図のような売上縦棒グラフにノルマの値を表示したいというケース。
すでに表示したいノルマの値を元表に追加してあります。
![売上縦棒グラフ](gazo/graph/graph07_01.png)
すでに表示したいノルマの値を元表に追加してあります。
![売上縦棒グラフ](gazo/graph/graph07_01.png)
グラフのカラーリファレンスのハンドルをポイントして、ノルマまでグラフのデータ範囲に含めてしまいます。
![ノルマデータ範囲に含含める](gazo/graph/graph07_02.png)
![ノルマデータ範囲に含含める](gazo/graph/graph07_02.png)
追加したノルマの系列を右クリックして系列グラフの種類の変更を選択します。
![系列グラフの種類の変更](gazo/graph/graph07_03.png)
![系列グラフの種類の変更](gazo/graph/graph07_03.png)
グラフの種類の変更ダイアログが表示さあれるので、散布図を選択。さらに直線を選びます。
![散布図、直線を選択](gazo/graph/graph07_04.png)
![散布図、直線を選択](gazo/graph/graph07_04.png)
ノルマの値が散布図の直線で表示されます。
同時に第2軸が横軸、縦軸とも追加されています。
このラインを端から端まで延長しましょう。
![散布図の直線](gazo/graph/graph07_05.png)
同時に第2軸が横軸、縦軸とも追加されています。
このラインを端から端まで延長しましょう。
![散布図の直線](gazo/graph/graph07_05.png)
第2軸の横軸を選択します。右クリックして、メニューから軸の書式設定を選択します。
軸の書式設定は、グラフツールのレイアウト、軸から呼び出すこともできます。
![第2軸の横軸を選択](gazo/graph/graph07_06.png)
![第2軸の横軸を選択](gazo/graph/graph07_06.png)
軸の書式設定がグラフのキモ
軸の書式設定画面では、最小値を1に、最大値を2にします。
さらに、目盛の種類、補助目盛の種類、軸ラベルの3つをなしに設定。
![目盛の種類、補助目盛の種類、軸ラベル](gazo/graph/graph07_07.png)
さらに、目盛の種類、補助目盛の種類、軸ラベルの3つをなしに設定。
![目盛の種類、補助目盛の種類、軸ラベル](gazo/graph/graph07_07.png)
すると、図のように、ノルマのラインが左から右へと延長しました。
こんどは第2縦軸を売上の主縦軸と同じように揃えましょう。第2縦軸を選択して、メニューから軸の書式設定を開きます。
![第2縦軸を選択](gazo/graph/graph07_12.png)
こんどは第2縦軸を売上の主縦軸と同じように揃えましょう。第2縦軸を選択して、メニューから軸の書式設定を開きます。
![第2縦軸を選択](gazo/graph/graph07_12.png)
第2縦軸の書式設定が非常に重要です。
最小値を0、最大値を7000にします。これは主軸の売上の設定と同じです。
ここで補助目盛間隔を4000とします。これはノルマの値を表示するためです。
![第2縦軸の書式設定](gazo/graph/graph07_10.png)
最小値を0、最大値を7000にします。これは主軸の売上の設定と同じです。
ここで補助目盛間隔を4000とします。これはノルマの値を表示するためです。
![第2縦軸の書式設定](gazo/graph/graph07_10.png)
グラフはこのようになりました。ノルマの値を系列として追加し、グラフの種類を散布図に変更して軸の書式設定を行うという手順です。
![ノルマの値を系列として追加](gazo/graph/graph07_11.png)
![ノルマの値を系列として追加](gazo/graph/graph07_11.png)