PPMT関数で元金計算
毎月の返済額を算出した後に、元金部分がいくらなのかを算出してみましょう。
Excel 2013 関数技 45回-2 PPMT関数 財務関数
PPMT関数でローン返済予定表 その2
前のページでは復習を兼ねて、毎月の返済額をPMT関数を使い算出しました。
ここでは、毎月の支払額の内、肝心の元金部分はどれくらいなのかということを計算します。
使うのは、PPMT関数です。PPMT関数は元利均等返済時の、元金分を計算する関数です。
元利均等返済時の、元金分を計算するPPMT関数
PPMT関数の書式書式を見てみましょう。
=PPMT(利率,期,期間,現在価値,[将来価値],[支払期日])
=PPMT(利率,期,期間,現在価値,[将来価値],[支払期日])
元金を計算 PPMT関数
定期返済額は、\71,841と分かったところで、そのうちの元金返済額はどれくらいの額かが、知りたいわけですね。
例ではC8セルに、関数の挿入ボタンから、PPMT関数を入力します。
例ではC8セルに、関数の挿入ボタンから、PPMT関数を入力します。
関数の引数ダイアログボックスが現れたら、利率に金利の入ったセルを入れ、12で割ります。
期間は、償還期間30年の12倍です。
期は、1回め、2回め、3回め・・・というような回数のことになります。
引数が入力できたら、OKをクリックします。
期間は、償還期間30年の12倍です。
期は、1回め、2回め、3回め・・・というような回数のことになります。
引数が入力できたら、OKをクリックします。
式が入力できたら、その式をオートフィルでコピーすればいいのですが、利率や現在価値、期間は固定ですから絶対参照にしておきます。
絶対参照にすることで、償還期間を25年に変更したり、利率を変更したりするシュミレーションに使えるようになります。
次に、IPMT関数で毎月の利息計算でもやりましたが、金利分を計算しましょう。これは、IPMT関数を入力し、PPMT関数と同様の引数を指定してやればいいです。
2000万をフラット35で借りた場合の毎月の返済額\71,841、そのうちの元金部分、金利部分の金額がいくらになるのか一覧表が完成しました。となりに元金残高を表示しています。