VBAで定数を宣言するにはConstを使用
3行マクロ 38回
Constステートメント~ユーザー定義定数で消費税を計算
ユーザー定義定数で消費税を計算します。消費
税は、2014/4/1から8%になり、今度は2019年10月に現行の8%から10%へ引き上げられることになりました。
固定ではない数値をそのまマクロに決め打ちしてしまうと、あとで訂正が大変です。
そこで、管理が楽なように、ユーザー定数で定義します。
変更が必要になったら、コード内の宣言ステートメントの部分を直せばよいので、メンテナンスが非常に楽になります。
const ステートメント は数値の他にもブックのアドレスを指定するために使ったりすることもあります。
たとえば、後で変更がある場合のアドレスを設定する場合に
Const アドレス As String = "F:\Excel_sample\pass\"
などのように指定することができます。
(サンプルファイルは、こちらから 3行マクロ38回サンプルデータ)
Excelバージョン: ~
ユーザー定義定数の定義は、Constステートメント
ユーザー定義定数の定義は、Constステートメントによって行います。
Constステートメントは、定数を宣言します。
既定では、Const定数はプライベートです。
プロシージャ内では、定数は常にプライベートであり、その参照可能範囲は変更できません。
標準 モジュールでは、省略すればプライベートになります。モジュール レベルの定数の既定の表示設定は、 Public キーワードを使用して 変更 できます。
ただし 、クラス モジュールでは定数はプライベートでのみの使用しかできません。
Public キーワードを使用して表示設定を 変更することはできません。
プロシージャ内では、定数は常にプライベートであり、その参照可能範囲は変更できません。
標準 モジュールでは、省略すればプライベートになります。モジュール レベルの定数の既定の表示設定は、 Public キーワードを使用して 変更 できます。
ただし 、クラス モジュールでは定数はプライベートでのみの使用しかできません。
Public キーワードを使用して表示設定を 変更することはできません。
このような表で、税額を表示します。
マクロを実行すると消費税額と税込み金額が出ます。
コードは、
Const zeikomi As Double = 1.08 Const tax As Double = 0.08 Sub 消費税() Range("C2").Value = Range("B2").Value * tax Range("D2").Value = Range("B2").Value * zeikomi End Sub
モジュールの宣言セクションでConstステートメントを使用しているので、定数はモジュール内の全部のプロシージャで使用できます。
Sub 消費税額() Dim yourPrice As Integer, yourTax As Integer yourPrice = InputBox("お買い上げ金額を入力してください") yourTax = yourPrice * tax MsgBox "消費税額は" & yourTax & "円です" End Sub
実行すると、InputBoxが表示されるので、金額を入力してOKをクリックします。
すると、消費税額が表示されます。
今日の講義は以上です。お疲れ様でした。
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