Worksheet_SelectionChangeで印刷プレビュー
マクロ 03回
Worksheet_SelectionChangeのイベント
Worksheet_SelectionChangeイベントの基本とカンタンなマクロを紹介しましたが、今度は少し実用的なマクロを紹介したいと思います。
特定のセルをクリックすると印刷プレビューを表示するというイベントマクロです。
『印刷プレビュー』で印刷イメージを確認しないで印刷したりすると、けっこうはみ出していたり、失敗がつきものです。
印刷プレビューと印刷のショートカットキーは、Ctrl + P
覚えておくと便利ですが、今回はイベントで表示します。
(サンプルファイルは、ありませんが、下部にあるコードをコピーして張り付けてご利用いただけます。)
印刷プレビューのショートカット
1. 印刷プレビューと印刷のショートカットキー、Ctrl + Pをクリックして印刷プレビューを表示します。
2. このようにショートカットキーで印刷プレビューを表示する習慣があるとミスも起りにくくなります。
3. Worksheet_SelectionChangeイベントで行う場合は、ターゲットとなるセルを指定しておき、そこに移動したら、プレビューを表示するというコードにします。
4. コードは、If文を使って、もしTarget.Addressが、G1ならと記述します。
そして、条件が合えば、ActiveSheet.PrintPreviewが実行されます。
Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range) If Target.Address(0, 0) = "G1" Then ActiveSheet.PrintPreview End If End Sub
5. G1セルをクリックすると、イベントが実行され、印刷プレビューが表示されました。