時給金額と勤務時間から給与を計算
関数技 時給から給与計算
夜勤で退社が午前0を超えてしまうときの勤務時間は?
24時間を超える時間の集計と給与計算
Excelでは、時間を表示したり時間の計算をしたりすることができます。
ただ、時間を扱うにはいくつかのポイントがあります。
今回はそのひとつである、24時間を超える集計について取り上げます。
夜勤のアルバイトの給与計算を行います。
夜勤の場合で、退社が午前0時を超えてしまうときの勤務時間の集計をどうするか点と24時間を超える時間の表示方法について学びましょう。
(Excel 共通)
(サンプルファイルは、こちらから 2013関数技22回サンプルデータ)
Excelバージョン:
同じ日付の中で経過時間を求める
同じ日付の中で経過時間を求める場合は、大きい値から小さい値を引きます。
24時間を超える経過時間を出すには
退社時刻の5:30は、翌日の5時30分なので、1(日)+5.5/24という意味です。
セルに5:30とあっても、翌日なら1日分足した1+5.5/24なのだと理解してください。
E2セルに入れる式は、=D2+1-C2 この式を下までコピーします。
勤務時間の合計時間ですが、24時間を超えた分は、日として繰り上がり、セルには表示されません。
しかし、計算はされています。
24時間を超える経過時間を表示するには
セルの書式表示を変更します。
24時間を超える経過時間を表示するには、右クリックから、セルの書式設定ダイアログボックスを表示し、表示形式のタブをクリック。
ユーザー定義を選択します。
24時間を超える経過時間を表示するには、右クリックから、セルの書式設定ダイアログボックスを表示し、表示形式のタブをクリック。
ユーザー定義を選択します。
[h]:mmと入力してOKをクリックします。
24時間を超える勤務時間が表示されました。
次は、時給を掛けて給与計算です。
24時間を超える勤務時間が表示されました。
次は、時給を掛けて給与計算です。
E9セルは、書式設定で63:30と表示してますが、実際はシリアル値です。シリアル値は、1日を1として計算しますから、 時給を計算する場合は、1日は24時間ですから24倍しなければ、正しい結果は表示されません。
ということで、G2セルの式は、=E9*24*G1
ということで、G2セルの式は、=E9*24*G1
以上で、深夜勤務のアルバイトの給与計算が完成しました。
今日の講義は以上です。お疲れ様でした。