深夜の割増給与の計算
Excel2016
今度は残業を含む場合の勤務時間を計算します。早朝勤務と通常勤務、残業というように勤務時間を3つに分けて考えます。
Excel 残業の計算~エクセルの中級技3 5回
早朝勤務、通常勤務、残業に分ける~時間の計算
今度は残業を含む場合の勤務時間を計算します。 出社してから退社するまでの勤務時間を、早朝勤務、通常勤務、残業の3つに分ける場合です。 MIN関数とMAX関数を利用します。
早朝勤務を計算する
規定の出社時刻を9:00、退社時刻を17:00として、
9:00前に出社した場合に出社時刻から9:00までの時間を早朝勤務として計算します。
MIN関数を使って、出社時刻と9:00の早い方を求め、これを9:00から引きます。
通常分の給与の労働時間は、22時と時間を入力してあるセルから出社時間を引いているだけです。
=$I$2-C3
=$I$2-C3
深夜分の給与の労働時間は、E列に入力してある勤務時間から通常分の労働時間を引いています。
=E3-F3
通常分の給与、深夜分の給与のそれぞれの労働時間を合計します。
この時、24時間を超える時間の合計がきちんと合計されるように、セルの書式設定をE10セルと同様に、
「セルの書式設定」の「ユーザー定義」を忘れずに以下のように変更してください。
[h]:mm
[h]:mm
給与を計算
通常分の給与の労働時間、深夜給与の労働時間に割り増し時給を掛けて給与を計算します。
=F13*G10*24
24時間を超える勤務時間の合計でしたように合計時間に24をかけています。
シリアル値では、1日を1として計算しますから、
時給を計算する場合は、1日は24時間ですから24倍しなければ、
正しい結果は表示されません。
=F13*G10*24
24時間を超える勤務時間の合計でしたように合計時間に24をかけています。
シリアル値では、1日を1として計算しますから、
時給を計算する場合は、1日は24時間ですから24倍しなければ、
正しい結果は表示されません。