文字列を連結するCONCAT(コンカット)関数
2016EXCEL関数 04回
文字列操作関数CONCAT関数
CONCAT関数は、Excel(エクセル)2016で追加された新関数です。ここでは CONCAT関数の引数や使用方法について解説しています。CONCAT 関数は、CONCATENATE関数と 同様の働きをしますが、引数としてセル範囲を指定できるという特徴があります。 CONCAT関数は、複数の範囲や文字列のテキストを結合することができます。
TEXTJOIN関数とは違い、区切り記号やIgnoreEmpty 引数の指定はできません。
結合するテキストの間に、区切り記号を追加したい場合は、TEXTJOIN関数を使用します。
CONCAT関数の書式と使い方
CONCAT関数の書式
![CONCAT関数の使い方1](gazo2016/kan/concat.png)
![CONCAT関数の使い方1](gazo2016/kan/concat.png)
CONCAT関数がCONCATENATE関数と違う点は、引数としてセル範囲が指定できることです。例えば次のサンプルでA2:C2までを結合したいとします。
![CONCAT関数の使い方2](gazo2016/kan/kan_04_concat10.png)
![CONCAT関数の使い方2](gazo2016/kan/kan_04_concat10.png)
CONCAT関数の入力
CONCAT関数は文字列操作関数なので、関数ライブラリからCONCATを選択します。
![CONCAT関数の使い方3](gazo2016/kan/kan_04_concat04.png)
![CONCAT関数の使い方3](gazo2016/kan/kan_04_concat04.png)
関数の引数ダイアログボックスが表示されるので、A2:C2を指定してやります。
![CONCAT関数の使い方4](gazo2016/kan/kan_04_concat05.png)
![CONCAT関数の使い方4](gazo2016/kan/kan_04_concat05.png)
式は =CONCAT(A2:C2) となります。
![CONCAT関数の使い方5](gazo2016/kan/kan_04_concat06.png)
![CONCAT関数の使い方5](gazo2016/kan/kan_04_concat06.png)
結合する文字列をセル範囲で指定しています。
![CONCAT関数の使い方6](gazo2016/kan/kan_04_concat03.png)
![CONCAT関数の使い方6](gazo2016/kan/kan_04_concat03.png)
CONCAT関数の便利な使い方
CONCAT関数を使って自然な文章になるように結合します。
![CONCAT関数の使い方7](gazo2016/kan/kan_04_concat03b.png)
![CONCAT関数の使い方7](gazo2016/kan/kan_04_concat03b.png)
引数の文字列に直接テキストを入力して自然な文章を作ります。
![CONCAT関数の使い方8](gazo2016/kan/kan_04_concat08.png)
![CONCAT関数の使い方8](gazo2016/kan/kan_04_concat08.png)
セル範囲を引数にできるので文字列の結合が楽にできました。
![CONCAT関数の使い方9](gazo2016/kan/kan_04_concat09.png)
![CONCAT関数の使い方9](gazo2016/kan/kan_04_concat09.png)