MAXIFS 関数 複数条件で範囲内の最大値

MAXIFS関数は、最大値を計算する前に1つ以上の条件を指定して、データを絞り込み、その範囲で最大値を返す関数です。
MAXIFS 関数

2016EXCEL関数 05回

条件を指定して最大値を求めるMAXIFS 関数

MAXIFS関数は、Excel(エクセル)2016で追加された新関数です。 ここでは MAXIFS関数の引数や使用方法について解説しています。MAXIFS 関数は、 複数の条件に対応する範囲の中から最大値を求めることができます。 例えば 分類や数値の大小日付などを条件にして最大値を取得したいときなどに使うことができます。
従来の MAX関数では、特定の範囲内の最大値を返しますが、そのための条件を適用してデータを絞り込むことはできず、 IF関数と組み合わせた複雑な式にしなければなりませんでした。
他にもIFSがつく関数がありますが、Excel2007で追加されたSUMIFS関数やAVERAGEIFS関数ですが、MAXIFS関数も使い方が似ています。

Excelバージョン:36520192016(Office 365のみ)

MAXIFS関数の書式

MAXIFS関数は、引数として、最大範囲(最大対象範囲)に最大値を求めるデータ範囲を指定し、条件範囲1には条件を探す範囲を指定、条件1にはその条件を指定します。条件は126個まで指定可能です。
MAXIFS関数の使い方1

MAXIFS関数の使い方

MAXIFS関数を関数ライブラリの統計関数から探します。
MAXIFS関数の使い方2
関数の引数ダイアログボックスが表示されます。
MAXIFS関数の使い方3
最大値には、最大値を求めるデータ範囲E3:E17を指定し、条件範囲1には条件を探す範囲B3:B17を指定、条件1には、条件の商品名を入力しました。条件は126個まで指定可能ですが、この例では1つです。
MAXIFS関数の使い方4
種類別で指定した条件で、最大の売上額を表示することができました。
MAXIFS関数の使い方5