SUMPRODUCT関数で月ごとの合計
SUMPRODUCT関数の基本的な使い方を紹介します。SUMPRODUCT関数は、掛け算と足し算をまとめてやってくれる関数です。
SUMPRODUCT関数 2013Excel関数技BEST54回
指定した数値範囲を掛け合わせてまとめて合計を出すSUMPRODUCT関数
今回は、SUMPRODUCT関数の基本的な使い方です。SUMPRODUCT関数を使うと、指定した範囲の要素どうしを掛けあわせて、合計を出すことができます。
項目別の金額を出さなくても、総合計ができるので、表がすっきりします。
(サンプルファイルは、こちらから 2013関数技54回サンプルデータ)
指定した範囲の数値を掛けて合計を出す
SUMPRODUCT関数書式
SUMPRODUCT関数は、それぞれの配列の先頭の要素同士、2番めの要素同士、3番目の要素同士の積というように掛けあわせて、最終的にそれらをすべて合計します。
SUMPRODUCT関数は要素間の積を出しさらに合計
サンプルでは、ケーキの売上を月ごとに個数表示しています。
合計を下の行に出しましょう。
D10セルには、以下の式を入力します。
=SUMPRODUCT($B$3:$B$9,D3:D9)
合計を下の行に出しましょう。
D10セルには、以下の式を入力します。
=SUMPRODUCT($B$3:$B$9,D3:D9)
引数の配列1には単価の範囲、引数の配列2として、1月の売上個数の範囲を指定します。
単価の範囲を絶対参照にしているのは、コピーした時に、範囲がずれないようにするためです。式を2月と3月にもコピーします。
単価の範囲を絶対参照にしているのは、コピーした時に、範囲がずれないようにするためです。式を2月と3月にもコピーします。
まとめて合計を出すことが出来ました。
SUMPRODUCT関数を使う時は、計算の対象となる配列の行と列の大きさがすべて同じでないといけません。
引数に空白のセルや文字列の入力されたセルがある場合は、無視されます。
引数に空白のセルや文字列の入力されたセルがある場合は、無視されます。