特定の文字を含む商品の価格を合計
2013Excel関数技BEST56回 SUMIF関数
特定の文字を含む商品の価格を合計したい時は?
いろいろな商品の価格を合計する場合に、ある特定の文字列をキーワードにして、集計するというケースがあります。
今回は、防災用のグッズや保存食などを大量に購入した場合の集計で、キーワードに防災のつく商品の購入合計額を求めます。
(サンプルファイルは、こちらから 2013関数技56回サンプルデータ)
SUMIF関数で特定の文字を含む商品の価格を合計する
SUMIF関数の書式
Excelバージョン:

Excelバージョン:

検索条件に特定の文字を指定
特定の文字列は商品名に防災が付く商品になります。


検索条件に防災*を指定してやれば、頭に防災とつく商品の集計ができます。
検索条件として、C13セルを指定して、C13セルには、防災*と入力しています。数式を変更するより楽だからですが、直接条件として入れることもできます。
=SUMIF(B2:B11,"防災*",D2:D11)

検索条件として、C13セルを指定して、C13セルには、防災*と入力しています。数式を変更するより楽だからですが、直接条件として入れることもできます。
=SUMIF(B2:B11,"防災*",D2:D11)
条件にワイルドカードを使える
文字列を含む条件で完全一致出ない場合には、ワイルドカード[*][?]を使います。
[*]は任意の文字、[?]は任意の1文字を表します。
今回のように防災で始まる条件は、[防災*]で表し、
防災を含むは、[*防災*]、
防災で終わるなら[*防災]とします
[*]は任意の文字、[?]は任意の1文字を表します。
今回のように防災で始まる条件は、[防災*]で表し、
防災を含むは、[*防災*]、
防災で終わるなら[*防災]とします
サンプルで、頭に備蓄用とつく商品の個数を合計します。C13セルに
備蓄用*を指定します。

備蓄用*を指定します。

同様に、商品の売上高の合計を出す場合は、隣の列に売上合計を追加します。

数式の合計範囲を合計金額の入った列に変更しています。
=SUMIF(B2:B11,$C$13,E2:E11)

=SUMIF(B2:B11,$C$13,E2:E11)

今日の講義は以上です。お疲れ様でした。