マクロでボタンを作成装飾編
Excel2010 マクロ講座 26回
マクロボタンを作成するマクロ
今回は、フォームコントロールからではなく、マクロを作成してマクロを登録するためのボタンを作成しましょう。
ここでは、ボタンを削除するマクロと、ボタンのフォントや文字色などを指定していきます。
(サンプルファイルは、こちらから 2010マクロ講座26回サンプルデータ)
マクロボタンを削除するコード
アクティブシート上のボタンを削除するコードは、
Sub ボタン削除() ActiveSheet.Buttons.Delete End Sub
ボタン削除マクロの動作を確認しましょう。


このようにシート上のボタン削除されます。


マクロボタンを装飾する
例えば、ボタンのフォントや文字色や太さを変更する時、次のようにします。
Font.Name = "メイリオ" フォントをメイリオにします。
.Font.ColorIndex = 5 フォントカラーを5番の青にします。
.Font.Bold = True フォント太字にします。
これらのコードを元のコードに追加して次のようにします。
Font.Name = "メイリオ" フォントをメイリオにします。
.Font.ColorIndex = 5 フォントカラーを5番の青にします。
.Font.Bold = True フォント太字にします。
これらのコードを元のコードに追加して次のようにします。
Sub ボタン作成() With ActiveSheet.Buttons.Add(Range("B2").Left, _ Range("B2").Top, _ Range("B2").Width, _ Range("B2").Height) .Name = "ボタンB2" .OnAction = "ボタン1" .Characters.Text = "ボタン1" .Font.Name = "メイリオ" .Font.ColorIndex = 5 .Font.Bold = True End With End Sub
OnActionプロパティで設定するマクロ
OnActionプロパティで設定したプロシージャ名は、文字列として指定するので、"ボタン1"のように記述しましたが、
まだ作成していません。これから、作成します。


動作確認のためのメッセージボックスを表示することにします。
Sub ボタン1() MsgBox "代わりのコードを記述してください。" End Sub

では、ボタン作成マクロを実行しましょう。


ボタンができました。


ボタンをクリックすると、登録したマクロが実行できます。

