オブジェクトの概念を理解する:Excel2010 マクロ

VBAのオブジェクトとは、操作の対象となる要素を指します。

Excel2010 マクロ講座 15回

オブジェクトの概念を理解する

VBAでは、「オブジェクト」を使ってExcelなどの操作をします。
オブジェクトという用語にはいろいろな意味がありますが、
VBAでは「操作対象となる要素」の意味で使います。

利用できるオブジェケトは決まっています。
ブックを表すオブジェクトはWorkbookオブジェクトです。

プロパティとは、

プロパティ=属性
プロパティは、書式の情報や位置、サイズ、表示状態のように、オブジェクトの持っている「属性」を表す要素です。
プロパティで、値を設定したり、現在の設定を取得したりできます。
また、オブジェクトとプロパティは「.」でつないで、「オブジェクト.プロパティ」という形で表します。

プロパティを使って、マクロの構文~①「対象.属性=値」構文を作ります。

プロパティで現在の設定を取得します。

メソッド=動作

メソッドは、選択、印刷、コピー、挿入、削除などのように、オブジェクト=対象の動作を表すものです。オブジェクトとメソッドも「.」でつないで、「オブジェクト.メソッド」という形で表します。

メソッドは、マクロの構文~②「対象.動作」構文を作ります。