VBA関数Trim関数

文字列の両側、右側、左側の空白をカットするTrim、RTrim、TLrim関数
Trim

LTrim、RTrim、および Trim関数VBA関数 78回

文字列の両側、右側、左側の空白をカットするTrim、RTrim、TLrim関数

Trim関数は、左右に空白を含めた文字列から空白をカットします。
左側だけならLtrim、右側だけならRtrimで削除できます。

Trim関数構文

Trim(string),
RTrim(string)
LTrim(string)
引数「string」にはを空白をカットしたい文字列を指定します。


Trim 関数構文

Trim関数の使い方

1. LTrim、RTrim、および Trim関数の動作を一度に確認してみましょう。

Sub vbfunc_78()
    Dim 元文字 As String
    元文字 = " 両側の空白カット "
    Range("B1") = "「" & 元文字 & "」→" & "「" & Trim(元文字) & "」"
    Range("B2") = "「" & 元文字 & "」→" & "「" & LTrim(元文字) & "」"
    Range("B3") = "「" & 元文字 & "」→" & "「" & RTrim(元文字) & "」"
End Sub

コードを実行すると、セルには実行前と実行後の文字列が表示され比較できます。


Trim1

文字列の間の空白(半角スペース・全角スペース)を削除

2. Trim関数、 LTrim、RTrimは、左右の空白、左側の空白、右側の空白を削除できます。 ただし、文字列の間にある空白を削除することはできません。
文字列の空白を取り除きたい場合は、Replace関数を使うことで削除できます。
以下のコードは全角スペースを削除する場合のサンプルです。
半角スペースを削除したい場合は、削除対象の文字を半角スペースに書き換えてください。

Sub vbfunc_78b()
    Dim 元文字 As String
    元文字 = " 両側の 空白カット "
    Range("B5") = "「" & 元文字 & "」→" & "「" & Replace(元文字, " ", "") & "」"
End Sub   

Trim2

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