IF関数、ISERROR関数でエラー値を非表示
IF関数、ISERROR関数とIFERROR関数|関数技31回
エラー値を表示しない方法バリエーション
エラー値を表示しないようにする方法として、IF関数、ISERROR関数を使った方法が一般的です。
エラーの時、いつも空欄ばかりではつまらないので、今回はバリエーションを考えてみましょう。
また、IFERROR 関数単独で処理する方法も紹介します。
Excelバージョン:
(サンプルファイルは、こちらから 2013関数技31回サンプルデータ)
1.一般的なエラー対処方法 エラーなら空欄(空白セル))
計算結果がエラーの場合でもエラーと表示されず空白です。
条件式で、エラーなら空欄と指定しています。
式は、
=IF(ISERROR((C3-B3)/B3)," ",(C3-B3)/B3)
式は、
=IF(ISERROR((C3-B3)/B3)," ",(C3-B3)/B3)
2.エラーならダッシュ (-)
空欄よりも、何か記入されていたほうが、処理済みであると判断しやすい場合もあります。
そのような時は、ダッシュ記号をいれたりすると良いでしょう。
式は、
=IF(ISERROR((C6-B6)/B6),"/",(C6-B6)/B6)
そのような時は、ダッシュ記号をいれたりすると良いでしょう。
式は、
=IF(ISERROR((C6-B6)/B6),"/",(C6-B6)/B6)
3.エラーならスラッシュ (/)
エラーならスラッシュをいれた場合です。
式は、
=IF(ISERROR((C6-B6)/B6),"/",(C6-B6)/B6)
式は、
=IF(ISERROR((C6-B6)/B6),"/",(C6-B6)/B6)
4.IFERROR 関数 数式でエラー返される場合は空欄を返す。
これは、Excel2013で新たに加わった、IFERROR 関数を使う方法です。
IFERROR 関数は、数式でエラーが返される場合は指定値を、それ以外の場合は数式の結果を返す。
IF関数、ISERROR関数を使った方法ですと、式が長くなるのが、欠点といえば欠点です。
最初から、ISERROR関数の機能をもたせたIF関数がIFERROR関数といえるでしょう。
IFERROR 関数は、数式でエラーが返される場合は指定値を、それ以外の場合は数式の結果を返す。
IF関数、ISERROR関数を使った方法ですと、式が長くなるのが、欠点といえば欠点です。
最初から、ISERROR関数の機能をもたせたIF関数がIFERROR関数といえるでしょう。
引数の値には、使いたい数式を入力し、エラー値の場合の値に、空欄や-、/などを指定してやればいいのです。
式は、関数が一つですからシンプルです。
数式は、それぞれエラーなら空白、エラーならダッシュ (-)、エラーならスラッシュ (/)です。
=IFERROR((C6-B6)/B6," ")
=IFERROR((C6-B6)/B6,"-")
=IFERROR((C6-B6)/B6,"/")
式は、関数が一つですからシンプルです。
数式は、それぞれエラーなら空白、エラーならダッシュ (-)、エラーならスラッシュ (/)です。
=IFERROR((C6-B6)/B6," ")
=IFERROR((C6-B6)/B6,"-")
=IFERROR((C6-B6)/B6,"/")
ISERROR関数は、Excel 2007,2010,2013 共通です。