セル内の改行を削除
セル内改行が不要になった時それを削除するのはめんどうです。CLEAN関数を使うとセル内の改行を削除することができます。
CLEAN関数
セル内改行を削除できる~制御文字を削除するCLEAN関数
エクセルで表を見やすくするために、文字列をセル内で改行する時は、
Alt + Enterキーを押すとその位置で改行できます。
ただ、問題はその改行を後から削除するときでしょう。大量の改行を含むセルから手動で改行だけ削除するなんて、考えただけでゾッとします。
そんな時に便利関数がCLEAN関数です。
CLEAN関数は、他のソフトからインポートしたデータに含まれる
印刷できない制御文字を削除する関数です。
CLEAN 関数は、7 ビットの ASCII コードの先頭 32 文字 (値 0 ~ 31) の印刷できない文字を文字列から削除するためのものでした。
あまり他のソフトからデータをインポートする機会のないユーザーは使ったことがないかもしれません。
でも、CLEAN関数を知らないととても困るケースがあります。
それは今回紹介する、セル内改行が不要になった時です。
CLEAN関数を利用すると、セル内改行も削除できます。
(サンプルファイルは、こちらから 2013関数技39回サンプルデータ)
CLEAN関数でセル内改行を削除する
Alt + Enterキーでセル内改行ができるのは、便利なのですが、
あとで改行がいらないからと言われると困ってしまいますね。
入力と同様に、改行コードを消去するのはとても面倒だからです。

入力と同様に、改行コードを消去するのはとても面倒だからです。

この改行についても、CLEAN関数で削除することができます。


例では、セル内の改行は1つですが、複数改行があっても大丈夫です。


式は、オートフィルでコピーして使いましょう。

