エクセルのマクロとは~マクロって何?マクロ講座入門編1回
エクセル塾の マクロ講座入門編です。 マクロ初心者の方を対象に 基本から丁寧に マクロの解説しています。 マクロを始めてみたいけどなんだか怖い、 以前マクロでつまずいたことがあるという方でも、 マクロとは何か ということから説明します。
マクロとVBAの関係 Excel2016
マクロとはVBAで作成したプログラム
マクロはVBAを使って作成したプログラムのことです。よく、「マクロとVBAは同じ」と勘違いされている方もいますが、マクロはVBAで作成したプログラムを指しているのです。
では、VBAとは何かと言えば、正式にはMicrosoft Visual Basic for Applicationsと言い Office製品でマクロを開発するために使うプログラミング言語のことです。Basic言語を起源としています。 VBAは簡単な英語でできています。
よくわからなくても、慣れてしまえば大丈夫。まずは記録のマクロからはじめましょう。
(サンプルファイルは、こちらから マクロ講座1回サンプルデータ)
Excelバージョン:
マクロ (コンピュータ用語)とは
エクセルでデータを修正するときに、何度も同じ操作を繰り返さないといけなかったり、
毎日、あるいは毎週毎月、やることが決まっているのに、そのたびに同じ操作を、やらなければならない時があります。
決まりきった操作を、マクロを使って自動化しようということです。
Excelをはじめ、Microsoftの主要なアプリケーションには、共通マクロ言語としてVisual Basic for Applications(VBA)を利用して書かれています。
ということは、Excelでマクロを学べば、他のアプリケーションにも、
応用がきくということです。
こらからは、マクロを使って少しでも仕事を早く楽にしましょう。
マクロの記録とは
マクロには 自動記録という機能があります。どのエクセルにも 標準装備でついています。 ユーザーがエクセルを操作したその手順を記録して再現してくれる機能です。 どこに記録しているかと言うと、 Excel の Visual Basic Editor で見ることができる標準モジュールの中にコードとして記録されています。
マクロの記録でプログラム
エクセルのワークシートで実行できる操作は、ほとんどが、そのままマクロとして記録することができます。
最初は「セルの背景色の変更」ということを操作をマクロとして記録してみましょう。
(1)エクセルを起動し、A1のセルに何でも良いので文字を文字を入力します。
(2)背景色を変えたいセルを選択してください。(A1を選択)

マクロの記録ボタンは、開発タブのコードグループにあります。マクロの記録をよく使う場合は、管理人のように、 クイックアクセスツールバーに登録しておくと便利です。

(3)「マクロの記録」の画面が出ますが、今回は名前をつけず、
そのままで[OK]をクリックしてください。

(4)ホームタブのフォントグループで塗りつぶしの色を選びます。
今回は、テーマの色から選んでいます。

(5)セルの背景色が黄色に変わりました。マクロの記録終了ボタンを押します。

マクロの記録終了ボタンは、開発タブのコードグループにあります。記録をはじめる前は赤丸ですが、記録を開始すると終了するための青四角ボタンに変わっています。

(6)以上で、セルの背景を特定の色に変更するマクロができました。
それでは、次に今作ったマクロを実際にためしてみましょう。