マクロはどのように書いたらいいんだろ? マクロの構文
マクロはどう書くの?マクロの書き方 マクロ講座
マクロに文法はあるのか?
今回は、マクロの構文について、勉強します。マクロにも文法があります。基本的には2つだけ。
「対象.属性=値」構文
「対象.動作」構文
対象の ことはオブジェクトと言います。
属性のことはプロパティと言います。
動作のことはメソッド と 言います。
マクロの構文~①「対象.属性=値」構文
マクロの記録で選択セルの文字を太字にするマクロをつくりましょう。
サンプルをダウンロードしても良いです。コードをコピーしても大丈夫。
(サンプルファイルは、こちらから マクロ講座4回サンプルデータ)
選択セルのフォントを太字
図の例では、フォントはメイリオ、サイズ12になっています。設定はそのままで、太字にだけします。
図の例では、フォントはメイリオ、サイズ12になっています。設定はそのままで、太字にだけします。
記録を終了し、ショートカットキー、Alt + F11でVBEを表示して、作成したマクロの中身を見てみましょう。
記録のマクロは、以下のように書かれています。
太字にするマクロの部分だけならこれだけです。
記録のマクロは、以下のように書かれています。
太字にするマクロの部分だけならこれだけです。
Sub 太字にする() Selection.Font.Bold = True End Sub
もう一度、記録のマクロを作って比較してみましょう。今度はフォントの種類とサイズを変更します。
記録のマクロコードは、
操作している部分は、ピンクの背景色の部分ですが、記録では、操作しないことも記録されています。
不要な部分は削ってしまいましょう。
操作している部分は、ピンクの背景色の部分ですが、記録では、操作しないことも記録されています。
不要な部分は削ってしまいましょう。
このマクロはフォントを太字にするというマクロとフォントをMeiryo UIにする、そして11ポイントにするという3つのマクロに分けることができます。
難しそうに見えるマクロのコードもここまでシンプルですと
理解できそうじゃあないですか?
実は、マクロのコードは、たった2つの構文で成り立っているからです。
その1つが、
Selection.Font.Bold = True は、
上記の 「対象.属性=値」構文と同じです。
つまり対象(選ばれた物)のFont.Boldを Trueにしろ
もう一つは、
「対象.動作」構文です。
意味は、対象を動作する
マクロのコードは、この2つの構文しかないのですから、
たとえ、英語で書かれているからといっても、恐れることはないんです。
理解できそうじゃあないですか?
実は、マクロのコードは、たった2つの構文で成り立っているからです。
その1つが、
Selection.Font.Bold = True は、
上記の 「対象.属性=値」構文と同じです。
つまり対象(選ばれた物)のFont.Boldを Trueにしろ
もう一つは、
「対象.動作」構文です。
意味は、対象を動作する
マクロのコードは、この2つの構文しかないのですから、
たとえ、英語で書かれているからといっても、恐れることはないんです。