名前をつけて保存する3行マクロ
例えば、A1セルの文字列などを「名前を付けて保存」するときの名前にするマクロ
3行マクロ 3回
名前をつけて保存にセルの文字列を入力するマクロ
新規の表を作成したりすると、必ず、「名前を付けて保存」をするわけですが、
この保存画面のファイル名のところに、
たとえば、A1セルの文字が自動表示されれば、保存が楽だと思う人は結構多いのではないでしょうか。
(サンプルファイルは、こちらから 3行マクロ3回サンプルデータ)
Excelバージョン:
名前をつけて保存にセルの文字列を入力するマクロ
そこで、今回は「名前をつけて保存にセルの文字列を入力するマクロ」を作成してみましょう。
この操作をマクロの自動記録でやったことがある方は、すでにご存知だと思いますが、保存画面を開く操作自体は記録されません。
なぜかというと、
マクロの自動記録は、操作の『結果』を記録するものなので、「保存画面を開く」という途中の操作は記録されないのす。
保存画面を開く命令は、自分で『入力する』必要があるのです。
Application.Dialogs(種類).Show
A1セルをファイル名にするマクロを実行すると、

A1セルの文字列が自動的にファイル名に記入されています。保存が楽です。

(1)マクロを使って各種設定画面を開くには、
「Application.Dialogs(種類).Show」という命令を書きます。
「種類」には設定画面の名称を指定します。
ここでは、保存画面を開きたいので、
「xlDialogSaveAs」を使います。
(2)さらに「A1セルの文字列を『ファイル名』欄に表示する」という引数を
「Arg1」として加えます。

「Application.Dialogs(種類).Show」という命令を書きます。
「種類」には設定画面の名称を指定します。
ここでは、保存画面を開きたいので、
「xlDialogSaveAs」を使います。
(2)さらに「A1セルの文字列を『ファイル名』欄に表示する」という引数を
「Arg1」として加えます。

(3)選択セルの文字列をSheet名にするマクロコード。
Sub A1セルをファイル名にするマクロ() Application.Dialogs(xlDialogSaveAs).Show Arg1:=Range("A1").Value End Sub
(4)前号から紹介しているような、エクセルの標準機能のように、どのファイルでも自由に使いたいマクロは「個人用マクロブック」に保存するのが、良いのです。
サンプルを入手したり、直接メルマガからコピーしたりした場合は、「個人用マクロブック」に保存し直すことにしましょう。
サンプルを入手したり、直接メルマガからコピーしたりした場合は、「個人用マクロブック」に保存し直すことにしましょう。