エクセルの個人情報を削除する
知らないと作成者情報や作成日時がだだもれ
EXCEL技BEST 22回
ファイルを配布する前にExcelの個人情報を削除する
エクセルの個人情報とは、どこにあるのでしょう。
エクセルは、作成者や更新者、コメント挿入者などの個人情報を保存しています。
それはExcelのブックを開いた状態で[ファイル]タブから[情報]をクリックして見ることができます。
中ほどの右側に関連ユーザーという項目があります。ここには、大抵、ユーザーの本名が記載されています。
自分ひとりだけで使うブックならいいのですが、作ったファイルを会社で使ったり、人に渡す場合などに、
個人情報があっては困る場合がありますね。
Excelのファイルを配布する時は、作成者や更新者などの個人情報をはじめ、個人が特定できるコメント、非表示シートなどを削除して共有するようにしましょう。
この情報は、下記の方法で削除することができます。
エクセルの個人情報を削除するには
1.[ファイル]タブから[情報]をクリック。すると中ほどの右側に関連ユーザーという項目があります。
これを削除します。
これを削除します。
2.「問題のチェック」-ブックの検査 というボタンをクリックします。
3.「問題のチェック」をクリックすると、いくつかの選択肢が現れます。ここではドキュメント検査を選択します。この項目はブックに隠しプロパティや個人情報がないかどうかをチェックしたいときに使います。
すると、ドキュメント検査をする前に、必ず変更を保存するようにダイアログが表示されます。
「はい」をクリックして保存しておきます。
「はい」をクリックして保存しておきます。
ドキュメントの検査を開始します。
検査の結果が表示されました。個人情報が含まれていました。
「すべて削除」をクリックします。
個人情報が削除されましたので、閉じるボタンをクリックしてダイアログを閉じます。
[ファイル]タブから[情報]を見てみると、完全に個人情報が消えてますね。