土日と祭日を除いた平日だけを入力規制で設定
Excel 2013 基本技 71回データの入力規則の便利な技
土日はもちろん祝日もお休み
今度は、土日に加えて祭日も除いた営業日だけ入力できるような式を考えます。
予約リストなどでは、土日と祭日を除いた平日だけの予約しかできないなどという場合があります。受付ミスのないように、入力規制で平日しか予約できないようにしてみましょう。
予約を受け付ける表の部分と、祭日の参照をするための表の2つを用意します。
(サンプルファイルは、こちらから 2013基本技71回サンプルデータ)
土日と祭日を除いた平日だけ入力できるようにする
WEEKDAY関数とCOUNTIF関数、AND関数を使用して、平日のみ入力できる式を入力します。
土日を除いた平日だけなら、WEEKDAY関数だけで、データの入力規則ダイアログの式に
=WEEKDAY(D3,2)<6
と入力します。もう一つの式、祭日以外ならばの方は、
=COUNTIF(E2:E50,B2)=0

土日を除いた平日だけなら、WEEKDAY関数だけで、データの入力規則ダイアログの式に
=WEEKDAY(D3,2)<6
と入力します。もう一つの式、祭日以外ならばの方は、
=COUNTIF(E2:E50,B2)=0

この2つの式をAND関数と組み合わせます。


セル範囲を選択して、データタブのデータの入力規則をクリックします。


データの入力規則ダイアログが現れたら、設定タグの入力値の種類で、 ユーザー設定を選択し、数式の欄に式を入力します。
=AND(WEEKDAY(B2,2)<6,COUNTIF(E2:E50,B2)=0)
と入力します。

=AND(WEEKDAY(B2,2)<6,COUNTIF(E2:E50,B2)=0)
と入力します。

次に、エラーメッセージタブを開き、スタイルリストボックスで処理を選択します。
タイトル、エラーメッセージの各ボックスに表示したいメッセージを入力しましょう。OKをクリックします。
これで、土日はもちろん、祭日の入力もメッセージが表示され、予約の変更を促すようになります。


今日の講義は以上です。お疲れ様でした。