平成1年を元年と表示
「平成1年」や「平成一年」ではなく、平成元年と表示する方法です。
日付の表示形式 2013Excel技BEST 79回
平成1年を元年と関数で表示
日付を和暦で表示するには、セルの書式設定のユーザー定義やTEXT関数を使うことで表示が可能です。
しかし、TEXT関数を使用して日付の表示形式を設定すると、和暦は「平成1年」や「平成一年」などと
表示されてしまいます。今回は、どうしても「元年」と表示したい場合の方法を紹介します。
IF関数を使用して表示内容を切り替えます。
(サンプルファイルは、こちらから 2013基本技79回サンプルデータ)
TEXT関数とIF関数で平成元年と表示する
セルの書式設定で、西暦を和暦に変更する場合は、セルの書式のユーザー定義で
[DBNum1]ggge"年"m"月"d"日"と入力してやります。


西暦の入社年月日を和暦で表示することはできましたが、このままでは「平成1年」と表示されています。


TEXT関数を使って和暦を表示する場合も、書式設定のユーザー定義と同様に
[DBNum1]で指定します。
ただ、このままでは、やはり「平成一年」と表示されています。


そこでTEXT関数とIF関数の登場です。IF関数だと場合分けするのも簡単です。
[DBNum1]ggge"年"m"月"d"日"の和暦の部分は、[DBNum1]gggで、 年の部分は、eです。 そこで、IF関数を使った数式は、eが1ならggg元年とし、それ以外はgggeとします。

[DBNum1]ggge"年"m"月"d"日"の和暦の部分は、[DBNum1]gggで、 年の部分は、eです。 そこで、IF関数を使った数式は、eが1ならggg元年とし、それ以外はgggeとします。

TEXT関数とIF関数を使うと和暦の元年も数式で簡単に表示できます。


