PMT関数 ボーナス併用払い住宅ローンの返済額を計算する
エクセルの関数技39回 PMT関数 その2
住宅ローンや年金積み立てなどは、月々の定期支払い額を計算する「PMT」関数を使って計算できます。
PMT関数の名前は、支払いPayMentの略で、引数として、利率、ローンや年金積み立ての支払い期間、一連の支払いを現時点で一括払いした場合の合計額、すべて支払い終わった後に残る現金の収支、支払い期日を指定します。
住宅ローンの返済額を計算する PMT関数
前回は、200万の3年ローンで、均等払いでしたが、今度は住宅ローンなので、ボーナス併用を考えてみましょう。
PMT関数書式
毎月の均等払いと、ボーナス時に払う分の金額を分けて計算する
2000万の内、800万をボーナスで支払います。
■ 月々の返済額を求めるのは、サンプル1と同じです。
▼「利率」は月当たりの利率を指定したいので、年利を「12」で割ります。
B1/12
▼「期間」は年数に「12」を掛けて月数に直します。
B2*12
▼「借入金額」は借入総額からボーナス払い分を引いた金額です。
D1セルには
=PMT(B1/12,B2*12,(B3-B4))という式を立てます。
▼「利率」は月当たりの利率を指定したいので、年利を「12」で割ります。
B1/12
▼「期間」は年数に「12」を掛けて月数に直します。
B2*12
▼「借入金額」は借入総額からボーナス払い分を引いた金額です。
D1セルには
=PMT(B1/12,B2*12,(B3-B4))という式を立てます。
結果は、
■ ボーナス返済額を求めるのは、
▼ 「利率」はボーナス払いの場合、年2回なので、年利を「2」で割ります。
B1/2
▼「期間」は「年2回」なので年数に「2」を掛けます。
B1*2
「借入金額」はB4セルです。
▼ 「利率」はボーナス払いの場合、年2回なので、年利を「2」で割ります。
B1/2
▼「期間」は「年2回」なので年数に「2」を掛けます。
B1*2
「借入金額」はB4セルです。
結果はこのようになります。
答えは、自動的に通貨の書式で負の記号で表示されます。
負の記号を消したいのであれば「-1」倍してください。
負の記号を消したいのであれば「-1」倍してください。