COUNTBLANK関数 空白セルを数える

EXCEL関数 40回

60点以下と欠席者は追試~空白セルの数を数えるには

テストの成績表などで、空白のセルを数えて欠席者の人数を数えたい時には、COUNTBLANK関数を使います。

仲間の関数には、数値の個数をカウントする、COUNT関数や、
数値だけでなくデータの個数をカウントする、COUNTA関数があります。
(サンプルファイルは、こちらから 関数技40回サンプルデータ

空白セルの数を数えるには COUNTBLANK関数

追試対象者は、60点以下の者と欠席者です。
はじめに、テストの欠席者数を数えます。
テストを欠席した者の点数は入力されていません。そこで表から空白セルをカウントして、欠席者数を出します。
使う関数は、COUNTBLANK関数です。
COUNTBLANK関数は、空白のセルの個数をカウントする関数です。
COUNTBLANK関数

【書式】 COUNTBLANK(範囲)
【機能】 指定した範囲の空白セルの数を求める(返す)関数
【範囲】空白セルの個数を求めるセル範囲を指定する。
空白文字列 ("") を返す数式が入力されているセルも計算の対象となり ます。
ただし、一見空白に見えても数値の 0 を含むセル、スペースを含むは 計算の対象となりません。

成績表から、欠席者の人数をカウントします。

まず、国語のテストの欠席者をB9セルにだしましょう。
セルB9に関数式を入力します。
=COUNTBLANK(B2:B7)
入力した式は、オートフィルでコピーします。
次に、60点以下人数を数えましょう。
使う関数は、COUNTIF関数
COUNTIF関数

60点以下人数をカウントするにはCOUNTIF関数

国語の試験で60点以下は何名かというとCOUNTIF関数の条件を考えましょう。
まず60点以下は <=60 なので、式は
=COUNTIF(B2:B7,"<=60")
COUNTIF関数
60点以下と欠席者は追試ですから、追試者数は、2つの式を一つにまとめてもいいですし、単に人数を合計してもいいですね。 追試者数
=COUNTIF(B2:B7,"<=60")+COUNTBLANK(B2:B7)

【まとめ】
 COUNTBLANK関数を使えば、データが未入力のセルの数を求めることができます。