別のブックやシートを参照するマクロ

別のブックやシートを選択

3行マクロ 25回

別のブックやシートを参照するマクロ

複数のブックを参照しながら作業することは、よく有りますね。
今回は、別のブックやシートを参照するマクロを紹介します。
(サンプルファイルは、こちらから 3行マクロ25回サンプルデータ
Excelバージョン:Excel2016201320102007

別のブックやシートを参照するマクロ

別のブックや別のシートを選択したい時に、マクロを作ってショートカットを設定しておくと便利です。
別のブックやシートを参照する
今回のマクロでは、ショートカットを' Keyboard Shortcut: Ctrl+y としました。
別のブックやシートを参照する2
コードは、
Sub 別のシート選択マクロ()
' Keyboard Shortcut: Ctrl+y
    Workbooks("mini_macro25.xlsm").Activate
    Worksheets("Sheet2").Activate
    Range("B3").Select
End Sub
Workbook Activate メソッドを使っています。 Workbook Activate メソッド

コードの説明

まず、別のワークブックのシートがアクティブになっているので、目的のブックをアクティブにしなければいけません。
そこで、Workbooks.Activate メソッドを使用します。

Workbooks コレクションの Activate メソッドは、Microsoft Office Excel ブックをアクティブにし、ブック内の最初のシートを選択します。

Workbooks("mini_macro25.xlsm").Activateで、"mini_macro25.xlsmをアクティブにしました。
目的のシートは、Sheet2なので、 Worksheets.ActivateメソッドでSheet2をアクティブにします。
Worksheets("Sheet2").Activate
さらに、Range("B3").SelectでB3セルを選択します。
ところで、Excel2013でマクロの記録で別のブックやシートを選択するマクロを作成すると,
Windows("mini_macro25.xlsm").Activateと記録され、Windows.Activateメソッドが適用されています。 どちらも同じ動作です。
記録によるコードは、
Sub 別のシート選択マクロ()
' Keyboard Shortcut: Ctrl+y
    Windows("mini_macro25.xlsm").Activate
    Worksheets("Sheet2").Activate
    Range("B3").Select
End Sub

今日の講義は以上です。お疲れ様でした。