ユーザー名なしのコメントを入れるマクロ
3行マクロ 22回
ユーザー名なしのコメントを入れるマクロ
Excelのコメント機能は、セルに付箋のようなメモをつける機能です。通常は、コメントをつける時に入力したユーザー名が自動で挿入されます。このユーザー名が邪魔なときもありますね。ユーザー名はDeletキーで消せますが、いちいちめんどうです。そこで今回は、ユーザー名なしのコメントをつけられるマクロを作成しましょう。
(サンプルファイルは、こちらから 3行マクロ22回サンプルデータ)
Excelバージョン:
ユーザー名なしのコメントを入れるマクロ
通常はコメントをつけると、ユーザー名が自動で挿入されます。
いちいちユーザー名を削除するのはめんどうなので、最初からユーザー名なしのコメントを挿入できるマクロをつくります。
いちいちユーザー名を削除するのはめんどうなので、最初からユーザー名なしのコメントを挿入できるマクロをつくります。

では、適当なセルを選択してマクロの記録を開始しましょう。
名前をつけて、保存先は、個人用マクロブックにします。

名前をつけて、保存先は、個人用マクロブックにします。

そして、右クリックのメニューからコメントの挿入を選びます。


コメントが入りました。マクロの記録を終了します。


では、マクロを見てみましょう。命令が3行記入されています。
Range("B3").AddComment
B3セルにコメントを挿入という意味です。

Range("B3").AddComment
B3セルにコメントを挿入という意味です。

次の行は、
Range("B3").Comment.Visible = False
B3セルのコメントを非表示という意味です。
Range("B3").Comment.Text Text:="nekogenki:" & Chr(10) & ""
B3セルのコメントにユーザー名を入力するという意味です。
Range("B3").Comment.Visible = False
B3セルのコメントを非表示という意味です。
Range("B3").Comment.Text Text:="nekogenki:" & Chr(10) & ""
B3セルのコメントにユーザー名を入力するという意味です。
では、コードを以下のように変更します。
Range("B3")をActivecellに
ユーザー名を入力するという命令は不要なので、削除します。

Range("B3")をActivecellに
ユーザー名を入力するという命令は不要なので、削除します。

そうそう、セルのコメントを非表示から表示のTRUEにしておきましょう。
Sub ユーザー名なしのコメントを作る() ActiveCell.AddComment ActiveCell.Comment.Visible = True End Sub
マクロを実行してみましょう。


ユーザー名なしのカラのコメントができます。すぐに入力できるので便利です。

今日の講義は以上です。お疲れ様でした。

今日の講義は以上です。お疲れ様でした。