絶対値をもとめるABS関数、正負を求めるSIGN関数
EXCEL関数 49回
絶対値で表示したり正負を調べるにはABS関数(アブソルート関数)SIGN関数(サイン関数)
後輩「ねえ、Excelで小遣い帳をつけてるんだけと、マイナス表示がいやなのよね。自分では買ったことがわかっているのだから、わざわざマイナスと表示しなくてもいいんだけど・・・」
先輩「Excel的には、無理だよ。だって君の小遣い帳は、入出金欄がいっしょなんだから。」
絶対値を表示するABS関数(アブソルート関数)を使えばいいんです。
Excelバージョン:
(サンプルファイルは、こちらから 関数技49回サンプルデータ)
絶対値を求めるABS関数(アブソルート関数)
ABS関数は、数値の絶対値を返します。
絶対値とは、数値から符号 (+、-) を除いた数の大きさのことです。
かえって見づらいなどという時に使うと良いかもしれません。
絶対値とは、数値から符号 (+、-) を除いた数の大きさのことです。
書式 =ABS(数値)たとえば、お小遣い帳をつけていて、マイナス表示がされていると、
かえって見づらいなどという時に使うと良いかもしれません。
D4セルに=ABS(A4) と入力します。
あとは、式をコピーします。
あとは、式をコピーします。
オートフィルで式をコピー。
正負を調べるSIGN関数(サイン関数)
SIGN関数は、数値の正負を調べます。
数値が正の数のときは 1、 0 のときは 0、
負の数のときは -1 となります。
数値が正の数のときは 1、 0 のときは 0、
負の数のときは -1 となります。
書式 =SIGN(数値)
上記のお小遣い帳で、数値の正負を表示させてみましょう。
E4セルに=SIGN(A4)と入力します。
あとは、コピーします。
数値が正の数のときは 1、(0 のときは 0、)
負の数のときは -1 となります。
負の数値が入力された回数をカウントすれば、何回お小遣いを使ったかがわかります。
E4セルに=SIGN(A4)と入力します。
あとは、コピーします。
数値が正の数のときは 1、(0 のときは 0、)
負の数のときは -1 となります。
負の数値が入力された回数をカウントすれば、何回お小遣いを使ったかがわかります。
マイナスをカウントさせるように式を入力してみましょう。
=COUNTIF(E4:E9,-1)
今日の講義は以上です。お疲れ様でした。