IF関数の複数条件にAND関数 エクセルの関数技

IF関数を複数条件で使うには

ExcelのIF関数で、複数条件を指定したい時は、IF関数のネスト(入れ子)にして、AND(アンド)関数とOR(オア)関数を使うことができます。 ANDなら「もしAかつB」を指定することができます。ORだと、「もしAか、またはBでも」を指定できます。 例では、複数条件にAND関数を利用した方法です。AND関数は論理関数です。
「指定日以前かつ特定の商品売上」を集計したいなど、複数条件の集計には、IF関数とAND関数を使います。 また、今回は複数条件に加えて、場合分けという方法も取り入れましょう。
(サンプルファイルは、こちらから 関数技55回サンプルデータ

IF関数の複数条件「かつ」ANDの入れ子

IF関数の書式は、 =IF(条件式,真の場合,偽の場合) でしたね。
条件式には入れ子で、AND関数とOR関数を使います。
IF関数の複数条件「かつ」

IF関数で複数の商品を違った指定日で集計

■社長「グッチ君、11月12日までワインAの売上と、
   11/16日までワインBの売上を出してくれたまえ」

下図はワインの売上表です。
日付ごとに売上が並んでいますが、ワインは3種類あり、
特定のワインの指定した日付までの売上を出したいとします。
IF関数の複数条件にAND関数

「ワインAだけの合計とか、Bだけの合計ならすぐ出せるけど、
期日まで指定されたらこまっちゃうよ。末日じゃあ、だめなんですか?」
「それじゃあ、頼む意味がない。いつでも答えられるようにしておいてくれたまえ。」

さあ、グッチ君は、どうしたらよいでしょう。
今回は、社長に聞かれたらすぐ、特定の商品の指定日までの売上が
答えられるような便利な表
をこれから作成することにします。
こんな時には、IF関数を使うと便利です。
この場合、条件がワイン名と日付の2種類あるので、
条件式には入れ子で、AND関数を使います。
もうこれだけで、
=IF(AND(ワイン名の条件,日付の条件),真の場合,偽の場合)
という式が浮かぶと思います。
今回は、あとあとも使いまわせるような表にしたいので、 サンプル表の場合は、D列を場合分け用に使います。
表の下の部分に集計用の値を取り出す表を別につくります。(横でもいいです。)
ワインAで2013/11/12の条件を1
ワインBで2013/11/16の条件を2とします。
複数条件のIF関数とAND関数2
IF関数とAND関数3
そして、D2セルに条件に合えば、それぞれ、1か2の数値が返されるようにIF関数を使って式をいれてみます。
=IF(AND(ワイン名の条件,日付の条件),真の場合,偽の場合)
AND関数を使った複数条件の条件式の部分は、
ワイン名の条件:A2=$A$14
日付の条件:B2<=$B$14(絶対参照で)
あわせると、
AND(A2=$A$14,B2<=$B$14)
複数条件のIF関数とAND関数4
さらに、真の場合は、1と表示する(セル指定でもOK) → 1
偽の場合は、何も表示しない  ""
IF関数の数式は以下のようになります。 IF(AND(A2=$A$14,B2<=$B$14),1,"")
IF関数とAND関数5
ワインAの条件に対応していれば、D列に1と入ります。複数条件のIF関数とAND関数6
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